坂井氏のフレンチ嚥下食
2024-09-18 11:35:29

坂井宏行氏監修フレンチ嚥下食が高齢者の新たな食体験を提供

坂井宏行氏監修の新たなフレンチ嚥下食



料理界の巨匠、坂井宏行氏(82歳)が監修したフレンチ嚥下食がついに発売され、高齢者向けの食文化に新たな風を吹き込んでいます。これは株式会社七日屋の「100歳ごはん」ブランドの一環として展開されるもので、嚥下が困難な高齢者でも美味しく、楽しめる食事を提供することを目的としています。

料理の背後にある理念



「食べることは生きる喜びであり、人間の尊厳そのもの」という理念のもと、株式会社七日屋は高齢者向けの嚥下食や介護食を提供しています。料理経験豊富な専任シェフたちは、利用者の意見を尊重し、美味しさと食べやすさを両立させるためにこだわりを持ってメニューを開発。味わいはもちろん、食感や香りにも工夫が施されています。

新しい嚥下食メニュー



今回の新メニューは、『坂井宏行/100歳ごはん/フレンチえんげ食』と『道場六三郎/100歳ごはん/やわらか仕上げ』の二つです。坂井氏は、自身の膨大な経験を基に、食べやすく見た目にも華やかなフレンチ料理を高齢者向けにアレンジ。フレンチ料理の命とも言えるオリジナルソースを使い、食材の持ち味を引き出したメニューが豊富です。

例えば、ホタテのムースにはエビを隠し味として使い、コンソメソースで仕上げています。他にも、豚肩ロース肉のムースはリンゴや黄パプリカが加えられ、深い味わいが特長です。メニューは高齢者施設の入居者様に何度も試食をお願いし、その意見を反映させながら改良を重ねた結果、これまでにないフレンチの嚥下食が完成しました。

食を通じたQOLの向上



高齢化社会が進む中、嚥下食や介護食のニーズはますます高まっています。2023年から2030年にかけて、これらの食市場は約18.4%増加すると予測されています。この背景には、自宅での食事を望む独居高齢者が増えるという現実もあります。従来の介護食は栄養を重視するあまり、QOL(生活の質)を満たしていないことが多く、新たな取り組みが求められています。

清永氏と柾谷氏(株式会社七日屋の共同CEO)は、自身が年を重ねても美味しい食事を楽しみたいとの想いから、七日屋を設立。これからも、高齢者向けに美味しいメニューを提案していくアプローチを進めていくとのことです。特に、食事がもたらす幸せな時間を大切にし、飲み込む力が弱い方にも安心して食べていただけるように工夫しています。

メニューの詳細



『坂井宏行/100歳ごはん/フレンチえんげ食』は、全12品を展開し、最終的には30品の開発を目指しています。一方、『道場六三郎/100歳ごはん/やわらか仕上げ』は独自の和のテイストを生かしたメニューで、こちらも全8品がラインナップ。詳細は七日屋の公式HPで確認できます。

このように、坂井宏行氏や道場六三郎氏の誇る料理技術が詰まったこれらの嚥下食は、高齢者に新たな食体験を提供します。食材は厳選されており、それぞれのメニューが美味しさだけでなく見た目にも配慮された商品となっています。

まとめ



坂井宏行氏と道場六三郎氏が監修した新たな高齢者向けフレンチ嚥下食は、料理に対する情熱と高齢者への思いやりが詰まっています。食べる喜びを通じて、QOLの向上を目指す株式会社七日屋の取り組みは、今後も多くの高齢者に幸福な食事のひとときを届けることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社七日屋
住所
福岡県北九州市小倉南区若園1-3-2
電話番号
093-921-8600

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