企業と学生の新たなマッチング!東大人工知能開発団体HAITが注目イベントを開催
東京大学の人工知能開発学生団体「HAIT」は、その活動の一環として企業と学生のマッチングイベントを実施しました。このイベントは、AIやデータサイエンスを専攻する学生と、同分野に興味を持つ企業の双方にとって貴重な交流の機会となっております。特に第2回目のイベントは、2018年1月10日に開催されることが決まっており、注目が集まっています。
東大HAITとは
「HAIT」は2016年3月に設立され、東京大学や早稲田大学、慶應義塾大学を中心に約200名の学生が所属しています。この団体は、AIやデータサイエンスに焦点を当てた学びの場を提供し、学生はさまざまなプロジェクトや活動を通じて専門知識を磨いています。具体的には、企業のインターンに参加したり、データ分析コンペや競技プログラミングに挑戦する機会を得ています。
マッチングイベントの概要
東大HAITでは、未経験者を対象に約50日間の集中講座を開催し、参加学生はAIやデータサイエンスの基礎知識を身につけます。講座終了後、インターンシップを募集する企業とのマッチングイベントに参加します。この期間中には、Kaggleのコンペにも参加し、実践的な経験を積むことができます。
著名な講師による特別講演も行われており、松尾豊准教授やマッキンゼーの大杉慎平氏が登壇しました。これにより、学びの深みを一層増すことができるでしょう。
第1回イベントの成功
第1回目のマッチングイベントでは、ソフトバンクや産業技術総合研究所をはじめ、7社が参加しました。企業は自社のビジョンをピッチ形式で発表し、その後はブースを設けて個別面談を実施しました。交流会では、多くの学生が企業のインターンに応募し、春休みから業務に携わる機会を得ました。
参加企業は以下の通りです(敬称略):
- - 株式会社アイスタイル
- - 株式会社ALBERT
- - Automagi株式会社
- - 株式会社クロスコンパス
- - 国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)
- - ソフトバンク株式会社
- - ディップ株式会社
第2回イベントの詳細
第1回イベントの成功を受けて、急遽第2回目の開催が決定しました。2018年1月10日(水)に東京・六本木で行われ、企業側は最大で8社、学生は50名を受け入れる予定です。企業参加の応募締切は2017年12月20日に設定されております。
参加を希望する企業は、メールにてお申し込みを行うことができ、興味のある方はぜひこの機会にご参加を検討してください。
企業の人材育成支援
最後に、株式会社STANDARDについて紹介します。この会社は、AIやデータサイエンス領域での人材不足問題を解決するため、法人向けの研修プログラムや採用支援を行っています。
2017年に設立されたこの企業は、教育の質を高め、学生が企業にもたらす価値を最大化する施策に注力しています。
このように、東大HAITの活動は単に学生にとっての学びの場に留まらず、企業にとっても新たな人材との出会いの機会を提供しています。これからのAIやデータサイエンスの未来を担う若者たちが、どのような活躍を見せるのか楽しみです。