アイビーシーとパクテラ、ブロックチェーン分野での業務提携を発表
アイビーシーとパクテラ、ブロックチェーン分野での業務提携を発表
アイビーシー株式会社(以下、IBC)とパクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社(以下、パクテラ)との間で、ブロックチェーン技術を基盤とした業務提携が結ばれることが発表されました。この提携により、両社はそれぞれの専門性を活かし、ブロックチェーンに関連する新たなソフトウェアやサービスの開発と展開を目指します。
アイビーシーの強みと背景
IBCは2002年の設立以来、情報通信ネットワーク分野に特化したサービスを提供しており、特にネットワーク性能監視ツールの開発に力を入れています。東京証券取引所の市場第一部に上場しており、その信頼性と技術力は高く評価されています。最近では、情報通信がますます複雑化する中で、サービス品質の向上に寄与するべく、独自のソリューション提供を続けています。
特に、昨年設立したIoTやブロックチェーンサービスを行うiBeedの設立と完全子会社化は、IBCが新たなビジネス領域に進出するための重要なステップとされています。ブロックチェーン技術は、急速に成長する市場であり、特に金融分野においては多くの企業が注目しています。
パクテラの役割と展望
一方、パクテラは、グローバルに展開するデジタルコンサルティングおよびテクノロジーサービスを提供する企業であり、保険業界においては多くのクライアントを持っています。ビジネスコンサルティング、ITコンサルティング、新規事業開発の分野で強みを発揮しており、特にFintech関連のアドバイザリーやAI研究・開発にも注力しています。
両社の提携により、ブロックチェーン関連のサービスやサポートを強化することが期待されています。さらに、パクテラの社長である藤井氏がiBeedの社外取締役に就任予定であり、提携の市場展開に向けたさらなる歩みが見込まれています。
提携による業務展開の可能性
今回の提携は、両社が相互に専門知識とリソースを活用し、ブロックチェーン関連事業において価値を提供するためのものです。業務提携を進める中で、パクテラからiBeedに対する出資の可能性も見込まれており、これは新たな成長機会となるでしょう。
まとめ
アイビーシーとパクテラによる業務提携は、ブロックチェーン技術の進化に伴い、今後のビジネス展開に非常に大きな影響を及ぼすと考えられます。両社のインフラとノウハウを融合させることで、新しいソリューションを迅速に提供し、顧客のニーズに応えていく姿勢が期待されます。今後の動向に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
パクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都江東区豊洲5丁目6-36ヒューリック豊洲プライムスクエアビル9階
- 電話番号
-
03-3520-9866