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小豆島坂手ポートターミナルにAIさくらさんが登場！

2025年4月12日、小豆島坂手ポートターミナルに新たに導入された「AIさくらさん」が、観光客に向けた多言語対応の案内サービスを開始しました。これは、株式会社ティファナ・ドットコムが提供する対話型AIで、観光案内のデジタル化を図る取り組みの一環です。

背景と目的

近年、小豆島を訪れる観光客は増加傾向にあり、特に外国人観光客の数が前年よりも顕著に増えています。坂手港は関西方面からのアクセスが便利なことから、観光の重要な拠点としての役割を果たしています。しかしながら、人員不足や多言語対応の不足といった課題が観光案内には依然として残っています。このことから、AIを活用した観光案内のデジタル化を進める必要性が浮かび上がりました。

このプロジェクトは、デジタル田園都市国家構想の補助金を活用して進行中で、「AIさくらさん」が訪日観光客に対してスムーズな案内を提供し、観光体験を向上させることを目的としています。

AIさくらさんの機能と利便性

「AIさくらさん」は、小豆島坂手ポートターミナルの1階に設置されており、観光情報の提供からフェリーの運航状況、島内交通情報まで、様々なサポートを行います。このAIは日本語、英語、中国語、韓国語に対応しており、訪日外国人観光客に対しても分かりやすい情報提供が可能です。特に、観光地やグルメ情報、瀬戸内国際芸術祭の展示会情報まで、最新のデータを基に提供しています。

また、ターミナル内の施設に関する案内も行うので、観光客は必要な情報をすぐに得ることができ、ストレスフリーな観光体験が実現します。

未来の観光案内とAIの役割

「AIさくらさん」の導入は観光案内のDX（デジタルトランスフォーメーション）を促進し、観光客の満足度向上や人材不足の解決につながることが期待されています。今後は、島内の宿泊施設や飲食店と連携し、観光客にさらなる利便性を提供する予定です。データを活用した観光分析を通じて、より効果的なプロモーション活動にも寄与していく考えです。

AIさくらさんとは？

AIさくらさんは、特別な登録やチューニングを必要とせずに利用できる対話型AIです。「あなたの隣にAIさくらさん。仕事も幸せも、一緒に。」をコンセプトに、地方自治体や企業のDX推進を後押ししています。最新のAI技術を搭載しており、各種ISOの取得も行っているため、安心して利用できるサービスを提供しています。

導入先には駅や商業施設、Webサイト、さらには電話でのAI接客があり、大手企業から自治体、公共交通機関まで広く活用されています。このように「AIさくらさん」は、観光案内を革命的に変える存在として、小豆島に新たな風を吹き込むことでしょう。

会社紹介

株式会社ティファナ・ドットコムは、東京都目黒区に本社があり、「WebとAIの力で世の中を笑顔にする」を企業理念に掲げています。2000年に設立され、Web制作事業を中心に様々なサービスを提供。2016年10月には「AIさくらさん」をリリースし、現在では多くの企業や自治体でその効果を発揮しています。2024年3月からはHEROZ株式会社のグループに参画し、さらに成長を目指しています。

観光客の皆さまが小豆島を訪れる際、ぜひ「AIさくらさん」を活用し、快適で思い出に残る旅をお楽しみください。

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