フォナックの革新技術がもたらす新たな聴覚体験
スイスの老舗補聴器メーカー・フォナックが、受賞歴を誇る「インフィニオ」シリーズの拡張を発表しました。2025年6月5日より、耳あな型のカスタムメイド補聴器「バート I-10 NW O」と「バート I-チタン」が受注受付を開始します。本記事では、これらの新製品の特徴とテクノロジーについて詳しくご紹介します。
新製品の概要
フォナックの「インフィニオ」シリーズは、近年の技術革新によって多くの聴覚障害者に新たな希望を提供しています。特に「バート I-10 NW O」と「バート I-チタン」は、個々の耳にフィットすることを重視した設計がされています。これにより、聞こえの質の向上が期待されています。
新製品は、フォナックのスマートスピーチテクノロジーを初搭載したカスタム補聴器です。自動環境適応プログラム「オートセンス OS 6.0」が搭載されており、周囲の環境によって音質が自動で調整されるのが特徴です。これにより、会話の聞き取りやすさが向上し、さらなる快適さがもたらされるでしょう。
独自のフィッティング方式
新しい補聴器は、APD 3.0という革新的な初回フィッティング処理方式を採用しています。これにより、ユーザーが初めて装着した時から高精度な音質を体験できるようになっています。また、バイオメトリックキャリブレーションによってユーザーの耳の形に合わせた個別の音質調整が可能です。これにより、形状だけでなく、真にパーソナライズされた聞こえを提供します。
デザインの洗練
「バート I-チタン」は、医療用にも使用されるチタンシェルを採用しており、従来のアクリル製品に比べて15倍の強度を実現しています。さらに、厚みを50%薄型化することで、よりコンパクトで目立たないデザインに仕上げられています。このため、眼鏡やマスクとの併用時でも安定した装着感を求めるユーザーに適しています。
受賞歴と評価
「インフィニオ」シリーズの革新性は業界でも高く評価されており、最近では2025年のBIGイノベーション賞を受賞しました。この賞は聴覚業界におけるフォナックの影響力を示すものです。また、関連サイトからも補聴器分野での優れた製品として評価されています。
まとめ
フォナックの新しい補聴器「バート I-10 NW O」と「バート I-チタン」は、技術的革新とユーザビリティを兼ね備えた製品です。音質やデザイン、フィッティング技術において、聴覚機器の新たなスタンダードを示すものといえるでしょう。これからの聴覚体験に期待が高まります。
【製品情報】
- - 販売名:フォナック バート インフィニオ(管理医療機器認証番号:307ALBZX00008000)
- - 希望小売価格(片耳価格、非課税):
フォナック バート I-10 NW O: 238,000円〜667,000円
フォナック バート I-チタン: 486,000円〜690,000円
これらの商品の詳細については、フォナックの公式ウェブサイトを是非ご覧ください。