EWCP・Sanctuary・ARK被害連絡会の設立
2011年10月以来、東京に本社を構えていた「e-World Capital Partners Japan株式会社」(以下、EWCP)に関する問題が新たな動きを見せました。この度、EWCPが運営していたウェブサイトやソーシャルゲームに関わるマルチ商法の被害を受けた人々が集まり、情報交換と被害回復を目的とした「EWCP・Sanctuary・ARK被害連絡会」(以下、当会)が設立されました。
マルチ商法の実態とその影響
EWCPは、約10年前に始まったマルチ商法事業ですが、当時多くの会員を募りながらも、実体のないまま会社を清算しました。その結果、全国で最大1万人以上の会員が未だに実態を把握できない状況にあります。当会は、数名の原告と共にEWCPに対して民事訴訟を進めているものの、その状況は非常に困難を極めています。
新たな商号「Sanctuary」と「ARK」
当会の調査によると、EWCPでマルチ商法を行っていた中心人物たちはその後、商材を変え、会社名を「Sanctuary」および「ARK」と改めて新たにマルチ商法を展開している可能性が高いことが判明しました。これらの企業が行っているビジネスの運営体制にも疑問が残ります。
被害者の声と情報の募集
現在、当会では「EWCP」、「Sanctuary」、「ARK」の3社に関連する取引を行った方々からの情報提供を呼びかけています。具体的には、各社によるマルチ商法の実情や取引内容、もし被害が発生している場合はその詳細についてお寄せいただきたいと思っています。情報を通じてこの種のビジネスの全貌を解明し、今後の対応策を模索することが私たちの最優先事項です。
まとめ
「EWCP・Sanctuary・ARK被害連絡会」は、過去のマルチ商法における被害の多くを未だに知られていない事実として受け止めています。私たちは、被害者の方々からの支援を受けながら、情況の改善を図り、真実を明らかにする努力を続けていく所存です。詳細や情報提供は、当会のウェブサイト(
EWCP・Sanctuary・ARK被害連絡会)をご覧ください。