Woogaが初の海外支社を東京に設立
ドイツ・ベルリンに本社を置くゲーム開発会社、Woogaが、初の海外拠点として東京に支社を設立しました。この動きは、日本市場への挑戦とビジネスパートナーシップの強化を狙いとしています。東京支社では、新たに日本事業責任者としてLINEでLINE Game事業に携わっていた大塚純氏が就任しました。
Woogaはスマートフォン、タブレット、Facebook向けのゲームを制作しており、これまで「ジェリースプラッシュ」や「Diamond Dash」といった作品で知られています。東京支社の設立は、同社のブランドを日本に広めることに貢献し、今後様々な企業とのコラボレーションや新たなビジネスチャンスを創出することが期待されています。
大塚氏はライン株式会社において、多数の国際パートナーシップを築く役割を果たしており、その経験を活かしてWoogaの日本市場での事業を展開することになります。彼の知識と経験が、すでに成功を収めているWoogaに新たな視点と課題解決のアプローチをもたらすことでしょう。
CEO兼創業者のイェンス・ベーゲマン氏は、この東京支社によってWoogaのゲームがより多くの日本の顧客に愛され、取引先との関係が一層強化されることを望んでいます。
「日本はモバイルゲーム業界にとって極めて重要な市場です。東京支社が設立されることで、日本の企業とより強固なパートナーシップを築いていけると信じています。ゲームは日本文化の重要な一部であり、Woogaとしてもこの地に馴染むよう努めていきます。」
Woogaの設立は2009年であり、以来ベルリンを拠点に活動を展開してきました。これまでの歴史においては、「Bubble Island」や「Monster World」などの多彩な成功を収め、累計で5つの作品が世界的なヒットを記録しています。現在、Woogaのゲームは毎月5000万人以上のユーザーにプレイされています。特に「Diamond Dash」は、スマートフォンアプリとFacebookアプリを合わせて2億インストールを突破し、ゲーム業界における存在感を示しています。
Woogaは2023年に日本市場に特別な関心を寄せ、新たなスタートを切ったことになります。この東京支社の設立は、企業として成長するための重要なステップであるだけでなく、東京からアジア圏全体へと影響を拡大する可能性も秘めています。
今後のWoogaの動向に注目が集まる中、東京支社の設立は日本のゲーム市場にどのような新しい風をもたらすのか、期待感が高まっています。オフィシャルサイトではさらなる最新情報が更新される予定です。
Woogaについて
- - 代表者: CEO兼創業者 イェンス・ベーゲマン
- - 本社所在地: ドイツ、ベルリン
- - 設立: 2009年
- - 事業内容: スマートフォン・タブレット向けゲームの開発・運営
- - 公式サイト: Wooga公式