新PCBレイアウト登場
2014-03-18 10:08:04

メンター・グラフィックスが発表した新PCBレイアウトプラットフォーム「Xpedition」

メンター・グラフィックスが発表した新生PCBレイアウトプラットフォーム「Xpedition」



メンター・グラフィックスは、新たなPCBレイアウトプラットフォーム「Xpedition」を発表しました。このプラットフォームは、グローバルなエンタープライズにおける高密度・高性能PCBシステムの設計を実現します。Xpeditionは直感的な設計環境と設計者支援の自動化機能を兼ね備え、業界最高難度のシステム設計を簡素化し、設計にかかる時間の大幅な短縮を可能にします。

特に、中核を成すのは「Sketch Router」という機能で、手作業による配線に匹敵する精度を短時間で提供します。この強力な機能により、設計者は複雑な配線の効率を高めつつ、高品質な成果物を得ることができるのです。

新生「Xpedition」の特徴



Xpeditionは、以下のような優れた機能を持っています。

直感的な設計環境


ユーザが使いやすいグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を採用し、操作が非常に簡単です。また、使用頻度の高い機能を目立たせることで設計支援を行い、設計プロセスをスムーズにします。

高速な配線


Sketch Router機能は、自動アシスト付きの配線プロセスを実現します。これにより、手動配線に近い品質を保ちながら、大幅な時間短縮が可能です。また、デザインルール違反を視覚的に確認しやすく、迅速な修正が行える点も魅力です。

3D設計の統合


Xpeditionは業界唯一の2D/3D完全統合環境を実現しており、2Dと3Dの選択やプランニングが共通化されています。さらに、ECAD/MCAD間の切り替えがスムーズに行え、部品属性の正確な3Dパラメータ化が可能です。この機能により、複雑な設計制約を遵守した上で、最高の可視化を実現しています。

効率的な部品管理


エンジニアリングドリブンな階層構造に基づく部品管理が可能で、設計者はクリティカルな部品を効率良く編成、修正、保護できます。また、個々のパーツや設計領域をわかりやすく可視化することで、設計の精度も向上します。

顧客の評価


「Sketch Routerは、他のツールにない次元の機能です。その使いやすさには本当に驚きました」とHigh Speed Design Servicesのオーナー、John Medina氏も評価しています。このように、多くの設計者から支持を受けているXpeditionは、一歩先を行くPCB設計の未来を切り開く存在なのです。

まとめ


「Xpedition」は製品開発サイクルを短縮し、製品の品質向上を実現します。メンター・グラフィックスが市場のニーズを考慮し開発したこのプラットフォームは、設計者にとって強力な助っ人となるでしょう。さらに詳しい情報はメンター・グラフィックスの公式サイトにてご覧ください。

メンター・グラフィックス概要


メンター・グラフィックス・コーポレーションは、電子機器や半導体の設計開発を支援する企業であり、米国オレゴン州ウィルソンヴィルに本社を構えています。電子ハードウェアおよびソフトウェア設計開発のグローバルリーダーとして、受賞歴のあるサポートサービスを提供しています。

会社情報

会社名
メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社
住所
東京都品川区北品川4-7-35御殿山トラストタワー
電話番号
03-5488-3030

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。