全国初!沖縄の「闘牛カレー」販売開始
沖縄県今帰仁村に本社を置く上間商店株式会社が、全国初となる沖縄伝統の「闘牛肉」を使用したレトルトカレーを開発し、2016年6月中旬より数量限定で販売を開始しました。これまで闘牛に関わる人たちだけが味わっていた幻の牛肉を家庭で楽しめる貴重な機会です。
沖縄闘牛の魅力
沖縄の闘牛は、牛同士が繰り広げる迫力ある格闘技で、戦前から親しまれてきました。現在も県内のいくつかの闘牛場で定期的に大会が開かれており、その文化は息づいていますが、近年はコストや人材不足が影響し、衰退の危機に瀕しています。上間商店はこの文化を守るため、観光化やブランド化に力を入れ、闘牛観戦ツアーの企画などを行っています。
『闘牛カレー』の開発背景
闘牛は通常、4歳でデビューし、引退後は主に関係者間で流通していました。上間商店は、引退した闘牛を有効活用するため、闘牛肉を使用した『闘牛カレー』を製造する計画を立てました。これにより、沖縄闘牛文化の存続にも寄与することが期待されています。
カレーの特徴
『闘牛カレー』は、上質な沖縄闘牛肉を贅沢に使い、大きめにカットされた肉が特徴です。煮込むことでしっとりと柔らかく、沖縄産の青パパイヤや島とうがらしを取り入れることで、コクのある辛さが引き立っています。
- - 商品名: 闘牛カレー
- - 内容量: 250g(レトルトパウチ)
- - 希望小売価格: 1,250円(税込)
- - 特典: 各パッケージには「闘牛カード」が1枚同梱されています。カードは全20種類あり、集めることで「沖縄闘牛通」になれる仕掛けもファンには嬉しいポイントです。
販売店舗と今後の展開
『闘牛カレー』は、沖縄県内の飲食店や道の駅で販売されています。初期の販売店舗には、今帰仁村の「今帰仁の駅そーれ」や名護市の「道の駅許田」などが含まれ、今後も販路の拡大を図る予定です。加えて、オンラインショップでの販売も見込まれています。
上間商店の理念
上間商店の代表、上間宏明氏は「沖縄から世界へ驚きと夢を届けること」が企業の使命とし、闘牛文化を体験・触れ合い・味わう機会を提供することで、その魅力を広めようとしています。今後、新たな闘牛食品や闘牛観戦イベントなど、多岐にわたる展開が計画されています。
まとめ
この『闘牛カレー』は、ただの一品ではなく、沖縄の闘牛文化を支える一助となる偉大なプロジェクトでもあります。家庭で楽しむことで、沖縄の伝統とその味わいを感じるチャンスを逃さないでください。