西郷村の保育ICT
2025-09-08 11:36:49

福島県西郷村、保育ICTサービス「コドモン」を導入し業務効率化を図る

福島県西郷村が保育ICTサービス「コドモン」を導入



福島県西郷村の公立幼稚園が、2025年9月8日より株式会社コドモンが展開する保育ICTサービス「コドモン」の導入を開始しました。このサービスは、全国682の自治体に普及しており、福島県内でも33の自治体がすでに導入しています。

導入の背景と目的


西郷村では、幼稚園における保護者との連絡手段が主に紙や電話に依存している状況が続いていました。これが特に緊急時における迅速な連絡を困難にしていたため、ICTを活用した効率的な連絡体制を構築することが急務とされていました。

「コドモン」の導入により、主に以下の2点が期待されています。
1. 保護者の利便性向上:これまでの連絡手段から、アプリを通じた迅速な連絡が可能になります。
2. 業務負担軽減:職員は電話対応を減らし、業務が効率化されることで、保育に専念できるようになります。

導入されるコドモンの主な機能


西郷村の幼稚園が採用した「コドモン」には、いくつかの便利な機能が備わっています。

1. 遅刻・欠席・お迎えの連絡


保護者は、アプリを通じて遅刻や欠席、迎えの時間変更を簡単に申請できます。これにより、園はリアルタイムで情報を受け取ることができるため、電話による連絡が不要になります。このシステムは、保護者にとっても手軽で、何より迅速な情報共有が可能になります。

2. 一斉配信機能


お知らせなどの連絡事項は、クラスや園児を指定してテンプレート通りに簡単に配信できます。メール、スマホ通知、アプリ内通知と多様な手段で情報が届けられるため、保護者への重要な情報伝達がスムーズに行われます。

3. アンケート機能


園からは、保護者へアンケートを配信できる機能も搭載されています。クラスや年次ごとに配信先を細かく設定でき、配信日時も自由に指定可能です。この機能によって、保護者からの意見を柔軟に収集できるようになることで、教育環境の向上にも寄与します。

西郷村関係者のコメント


西郷村の担当者は、導入に対する期待を寄せています。「保護者との連絡がスムーズになることを期待しています」と、園長の石井幸子氏は述べています。

福島県内での導入状況


福島県内においては、すでに幅広い自治体で「コドモン」が導入されています。福島市、いわき市、会津若松市など、数多くの自治体が利益を享受し始めています。全国的数据でも682自治体に導入された実績があります。

会社情報


株式会社コドモンは、東京都品川区に本社を持ち、保育・教育施設向けのICTサービス「コドモン」を運営しています。「子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でよりよいものに」というミッションのもと、成長記録や指導案の効率的な管理、保護者とのコミュニケーション支援を推進しています。この取り組みを通じて、より質の高い保育環境を実現することを目指しています。

これからの西郷村における保育の現場が、ICTの導入によってどのように変わっていくのか、目が離せません。


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会社情報

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株式会社コドモン
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