新たなライフスタイルを切り開く「デザインの兆しのはなし展」
株式会社NTTドコモが行う「デザインの兆しのはなし展」が、今春開催されることが発表されました。このイベントは、従来の価値観が急激に変化する中で、未来のライフスタイルやデザインの可能性を探る貴重な機会となります。
イベント概要
- - イベント名: デザインの兆しのはなし展
- - 会期: 2021年3月27日(土)〜3月28日(日)10:30〜20:30
- - 会場: GINZA SIX内 銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM
- - 入場料: 無料
今年の展示では、建築家の藤本壮介さんや、コクヨ、GROOVE X、スノーピーク、アーティストの諏訪綾子さんなど、5組のクリエイターと共に、今後顕在化するであろうライフスタイルの変化について考察します。来場者は特別な書籍を無料で手に入れることができ、それに関連した展示も楽しむことができます。
展示の見どころ
展示は、都市と建築、ワークスタイル、テクノロジー、遊び、自然といったテーマを中心に展開されます。参加するクリエイターたちの言葉や展示物から、これからのデザインへの新たな視点が見いだせることでしょう。また、急速に変化する社会の中で、我々は何を求め、どのようにデザインを行うべきかを共に考えることが重要です。
企画者からのメッセージ
今回の企画を担当するNTTドコモのデザインディレクター、宮沢哲さんは、「未来は誰にもわからない。この大きな変化を経て、私たちは何をデザインするべきか、一度立ち止まって考える必要がある」と語っています。彼は、様々なクリエイターと対話を重ねる中で2〜3年先の「兆し」を感じ取ってきたと述べ、この展示を通じて訪れる何か新しい発見を期待しています。
クリエイターたちの洞察
展覧会には様々なクリエイターが参加します。藤本壮介さんは兆しの大切さを語り、コクヨの山下正太郎所長は新たな働き方の必要性を強調しています。また、GROOVE Xの林要さんや諏訪綾子さんからは、尊厳や自然との調和が今後のデザインで重要になるとの意見も聞かれました。
一方で、スノーピークの吉野真紀夫氏は、人とのつながりや自然の尊重が新たな価値観になると述べ、デジタル時代における「焚火」の時間の重要性を提唱しています。
書籍の配布
展示会場では、対談をまとめた書籍「デザインの兆しのはなし」が各日750名に無料配布されます。この本には、これからのライフスタイルを考える上での貴重な視点が凝縮されています。
終わりに
現在の変化の激しい時代において、デザインは私たちの生活にどのように影響を与えるのか。この展示は、私たちが今後のライフスタイルやデザインへのアプローチを見直す新たなヒントを与えてくれるでしょう。興味を持たれた方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。