懐かしのバスを一堂に集めた『お宝カタログ』12月刊行！

バスの魅力を再発見！

12月1日、バス愛好者にとって待望の書籍が発売されます。『懐かしバスのお宝カタログ・アーカイブ』は、バスにまつわる歴史を感じ取れる貴重なカタログを集めた一冊です。この本は、人気連載「懐かしバスのお宝カタログ」の特集で紹介されていた数々のバスカタログを集約しており、後半には詳細な諸元表を拡大掲載しています。バスファンならずとも楽しめる内容です。

巻頭はボルボ「アステローペ」

本書の目玉はなんといっても、巻頭を飾る「ボルボアステローペ」です。興味深いのは、これはボルボ製のバスではなく、日本の富士重工業（現SUBARU）が企画した観光・高速バスということです。このバスは、ボルボ社のセンターアンダーフロアエンジンとシャシーを使用し、富士重工業製のボディを架装しています。そのため、ボルボの特徴的なデザインが強烈な存在感を持っており、車内外のデザインも見どころ満載。また、このカタログがバスマガジンに掲載されるのは今回が初めてであり、貴重な情報が満載です。

いすゞジャーニーの魅力

続いて紹介されるのは、いすゞの「ジャーニー」です。このモデルも本書で初めて登場します。ジャーニーは1999年に投入されたモデルで、日産シビリアンのOEMモデルでもあります。そのデザインはシンプルながら、機能的で洗練されています。特に、オールカラーの32ページに及ぶ豪華なカタログ装丁は必見です。見る者を惹きつける仕上がりになっています。

その他の注目モデル

本書には、いすゞや日野、三菱といった有名メーカーのバスも多数取り上げられており、幅広いラインナップが楽しめます。さらに、かつてバスを生産していたマツダのレアモデル「パークウェイ」など、なかなか見ることのできない貴重なバスも収録されています。これらの情報は、バスファンだけでなく、車両の歴史やデザインに興味がある人々にとっても楽しめる内容となっています。