日本和文化振興プロジェクト
2020-07-08 10:36:39

日本の伝統文化再生を目指す新プロジェクト発足!「日本和文化振興プロジェクト」

昨今の社会において、日本の伝統文化はその価値が再評価されています。しかし、持続可能な発展に向けた具体的な取り組みが不足しているのが現状です。そのため、今回「日本和文化振興プロジェクト」が発足しました。このプロジェクトには、アートやファッションの領域で活躍する18名の専門家が参加し、日本文化の普遍性を追求することを目指しています。プロジェクトの一環として開催される「日本和文化グランプリ」では、国籍や居住地を問わず和文化に関わる作品を募集し、優れた作品を表彰します。このプロジェクトは、単なる表彰にとどまらず、受賞者がさらに成長できるよう支援していくという方針です。理事たちは無報酬で運営され、応募費用で運営する仕組みを導入。余剰金は作家やメーカーの支援に使われることになっています。特に、プロジェクト開始から3年後には、助成金に依存せず自立した運営が実現されることを目指しています。

プロジェクトメンバーの顔ぶれ


コアメンバーには、東京藝術大学の名誉教授であり漆芸家でもある三田村有純氏が審査委員長に就任しています。また、他の審査委員には、シャネル合同会社の会長リシャールコラス氏や、モデルの秋元梢氏など、幅広い分野の著名な専門家が名を連ねています。さらに、役員陣も元文化庁長官や伝統工芸ブランドのプロデューサーなど、文化の発展に貢献してきた経験豊富な人々で構成されています。

審査基準と応募内容


「日本和文化グランプリ」の応募は、衣・食・住・美術工芸といった広範なジャンルで行われます。選考では、伝統的な技法を継承しつつ、次世代へのメッセージ性が重要な基準とされます。選ばれた作品は、実際に市場で発表され、受賞者は新たな展望が得られることになるでしょう。さらに、受賞者向けの販路拡大サポートも用意され、セミナールームでの展示商談会や、大手企業への推薦が行われます。

コンペティションの詳細


今回の応募期間は令和2年8月から11月中旬までを予定しています。登録料は一般が一種10,000円、学生が一種5,000円となっており、今後も日本の美意識を表現したプロダクトの選出を目指します。このプロジェクトは、日本文化を次世代に繋げる重要な要素になることでしょう。さらに、8月には団体のロゴマークの公募も計画されており、さらなる盛り上がりが期待されます。

このように、日本の伝統文化の持続可能な発展を狙った「日本和文化振興プロジェクト」は、今後の日本文化を支える一助となることを目指しています。

会社情報

会社名
一般社団法人日本和文化振興プロジェクト
住所
東京都中央区日本橋小舟町4-1伊場仙ビル8F
電話番号

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