紙帳票データ化サービス『デジパス』が多言語対応を拡充
紙帳票データ化サービス『デジパス』、国際的な展開を加速
近年、ビジネスの効率化が求められる中、紙帳票のデジタル化は重要な課題となってきました。その中で、鴻池運輸株式会社のグループ会社であるシャイン株式会社が提供する「デジパス」が、対応言語を150以上に拡大することが発表されました。この取り組みにより、日本国内はもちろん、海外市場においてもさらなるインパクトをもたらすことが期待されています。
新たなパートナーシップ
シャインは、オープングループ株式会社と提携し、「共創開拓プロジェクト」の一環として、オーストラリアの企業ScaleHub Pty Ltd.との独占契約を締結しました。この契約によって、デジパスは日本国内での市場展開を強化し、国際的な競争力を高めることが目的です。
オープングループの高橋知道氏と、シャインの桑原勝利氏は、このコラボレーションがもたらす新しいビジネスチャンスに強い期待感を示しています。特に、グローバルビジネスの現場では、多言語対応が必須であり、これに対応できるサービスの需要はますます高まる一方です。
デジパスの特徴と利点
デジパスは、企業が扱う紙帳票を迅速にデータ化できるサービスです。従来の手法では時間と手間がかかっていたプロセスを、デジパスは専用のシステムを活用することで効率化しています。自動認識技術を用いることで、手書きの内容や印刷された情報を素早く正確にデジタルデータに変換し、業務のスピードを飛躍的に向上させます。
さらに、多言語に対応することにより、国際的なクライアントや多国籍企業のニーズにも応えることが可能となります。これにより、企業は様々な言語での情報共有ができ、グローバルマーケットでの競争力を維持することができます。
未来への展望
今後、シャインはデジパスのユーザーエクスペリエンスを向上させることを目指し、さらなる機能追加やサービスの充実を図る予定です。また、海外市場でもその存在感を増すために、現地のニーズに即したサービス展開が重要となってきます。
この新たな展開を通じて、デジパスはより多くの企業に利用され、業務の効率化が進むことが期待されます。紙からデジタルへの移行が進む中で、デジパスはその先頭に立つ存在であり続けることでしょう。
まとめ
紙帳票のデジタル化は、今後ますます重要なテーマとなってきます。多言語対応を強化したデジパスは、その流れに乗り、国際的なビジネスシーンでの競争を勝ち抜くための強力なツールとしての役割を果たすでしょう。未来のビジネス環境に向けた一歩を踏み出したシャインの成長が、非常に楽しみです。
会社情報
- 会社名
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鴻池運輸株式会社
- 住所
- 大阪市中央区伏見町4-3-9
- 電話番号
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06-6227-4600