ヤーマンが美容機器講座を開催し美の技術を深める
2024年10月29日、東京都江東区の「YA-MAN the store GINZA」で日本化粧品検定協会による美容機器講座が行われました。主催は美顔器のシェアで5年連続No.1を誇るヤーマン株式会社で、そのスローガンは「美しくを、変えていく。」です。講座では、ヤーマンの開発本部副本部長でテックストラテジストの久保井美帆氏が、家庭用美容機器の技術や特性について解説しました。
この講座では、化粧品の専門家であるコスメコンシェルジュを対象に、特に技術のメカニズムに焦点を当てて進められました。久保井氏は、家庭用美容機器に含まれるRF(ラジオ波)やEMS(筋電気刺激)の周波数特性について詳しく説明し、それぞれの機器が持つエネルギーの特性を考慮した設計の重要性を強調しました。彼女は受講者に向けて、正しい機器を選ぶためには「どのような考え方で作られているか」を理解し、自分の美容上の悩みに応じた機器選びが不可欠であると述べました。
近年の家庭用美容機器市場は多様化しており、高額商品から手頃な価格のものまでさまざまな選択肢があります。それによって多くの消費者が「どれを選ぶべきか分からない」という声を上げており、機器に搭載されている技術についても認識が薄いという状況が存在します。このような課題を認識し、日本化粧品検定協会からの要望でこの講座を実施することとなったのです。
講義が終わった後の質疑応答では、美顔器に関するさまざまな質問が寄せられ、受講者の関心の高さが窺えました。特に、自宅で簡単にできる美容法や機器の効果への理解を深めたいというニーズが強く感じられました。
ヤーマン株式会社は、1978年の設立以来、精密電子機器メーカーとしてさまざまな技術革新を行ってきました。特に家庭用美容機器に力を入れ、「美しくを、変えていく。」という理念のもと、消費者に驚きと夢を提供する製品づくりを目指しています。また、業務用美容機器から家庭用機器へのシフトを進め、美容技術の普及を大切にしています。
今後もヤーマンは日本化粧品検定協会と協力し、知識と技術を広める講座を定期的に開催することで、美容機器業界の発展に貢献していく考えです。新しい美容機器を選ぶ際に参考となる情報を提供し、正しい技術理解を促進することで、消費者により良いスキンケア体験を届けることを目指しています。
実施概要
- - イベントタイトル: 日本化粧品検定協会主催「美容機器講座」
- - 日時: 2024年10月29日(水)10時~、14時~
- - 場所: YA-MAN the store GINZA 2F
- - 講師: ヤーマン株式会社 開発本部副本部長久保井美帆
- - 進行: 日本化粧品検定協会 梅原彩氏
日本の美容市場におけるヤーマンの存在感と、新たな講座の役割が今後ますます注目を集めることでしょう。