近年、脱炭素社会への移行が加速する中、アスエネ株式会社(東京都港区、代表取締役CEO:西和田浩平)は一般社団法人太陽光発電協会(代表理事:沖津雅浩)との間で基本合意書を締結しました。この合意は、太陽光発電業界における人材の確保と育成、そしてその普及を共同で推進するものです。
取り組みの背景
日本では2030年までに温室効果ガスを2013年比で46%削減するという目標が掲げられています。それに伴い、再生可能エネルギーの導入を急速に進める必要があります。太陽光発電は、設置期間が短く、地元の資源を活用できる地域分散型電源として注目されていますが、現場では専門的スキルを持った人材が不足している現状があります。特に、太陽光発電の設備の建設やメンテナンス、需要家との連携など、専門性が必要な分野での人材育成が急務です。
合意の目的と内容
今回の基本合意書では、アスエネと太陽光発電協会が連携して、以下の内容に基づいて具体的な取り組みを進めることになります。
- - 太陽光発電業界の人材育成に関する施策を強化
- - GHG削減手法としての太陽光発電ソリューションの認知度を向上させるための活動
この基本合意に基づき、両者は様々な活動を展開します。たとえば、太陽光発電協会の事業や取組を広めるために協業を行ったり、セミナーやイベントを通じて業界の従事者を増やすことを目指します。また、アスエネメディアを活用して、太陽光発電の利点やその導入に関する情報提供を行う予定です。
今後の展望
今後は、専門人材の確保と育成に向けた具体的な施策を進めると同時に、太陽光発電の普及を促進するためのセミナーやイベントを開催します。この活動を通じて、脱炭素経営の重要性を示し、企業のCO2排出量の見える化にも貢献する方針です。
アスエネについて
アスエネは、CO2排出量の見える化や削減、報告を行うためのクラウドサービス「ASUENE」を展開しています。また、ESG評価に特化したクラウドサービスも提供しており、脱炭素社会に向けた多角的な支援を行っています。さらに、GXやESG人材に特化した転職プラットフォーム「ASUENE CAREER」を運営しており、国内での求人数も最大級です。
アスエネは今後とも、太陽光発電の普及拡大を目指し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化していく選んでいます。