インド子会社MOU締結
2024-09-20 23:00:19

日鉄物産のインド子会社が新たな設備投資に向けたMOUを締結

日鉄物産のインド子会社が設備投資に関するMOUを締結



日鉄物産株式会社のインドにおける重要な拠点であるニムラナ・スチールサービスセンター・インディア(NSSI)が、インド・ラジャスタン州との間で新たな設備投資に関する覚書(MOU)を締結しました。この契約は、ラジャスタン州におけるNSSIの事業拡大に向けた重要な一歩を示しています。

MOUの締結背景とその内容


NSSIはニムラナ工業団地内で稼働している工場において、600トン順送プレス機などの新たな設備投資を計画しています。このプロジェクトに向け、ラジャスタン州政府との間でMOUを締結したことで、両者の協力関係を強固にし、地域経済への貢献を目指しています。2024年9月11日に行われた「投資家交流会」では、日鉄物産の越川和弘取締役専務が招かれ、州政府の関係者とも個別会談を実施しました。この会議の中で、NSSIのこれまでの取り組みと今後の展望が共有され、双方で意見交換が行われました。

インド・ラジャスタン州との連携


このMOU交換セレモニーには約300名が参加し、越川取締役専務が当社を代表してMOUを交わしました。これにより、NSSIとラジャスタン州の密接な連携が強化されることが期待されています。日鉄物産は今後も、同州における事業活動を拡大し、現地の経済発展に寄与する姿勢を示しています。

ニムラナ・スチールサービスセンターの概要


NSSIは、鋼板の剪断加工やプレス成型品の製造販売を行う企業で、インドのラジャスタン州に位置しています。設立は2011年9月で、資本金は499百万ルピーに達しています。この会社は、効率的な生産体制を整えることと、持続可能な成長を目指しています。

さらに、NSSIは地域社会への貢献として「日本式ものづくり学校(JIM)」を運営し、人材育成支援活動も展開しています。これにより、インド市場での競争力を高めると同時に、地域住民との関係を深めています。

未来への展望


日鉄物産は、ニムラナ・スチールサービスセンターを通じて、インド市場での存在感をさらに強めていく計画です。今後もラジャスタン州との連携を密にし、現地での雇用創出や経済成長に寄与することが期待されます。また、NSSIの取組みは日本企業の海外展開のモデルケースとしても注目されています。

日鉄物産の今後のインドにおける展開と、NSSIの成長がどのように進化するのか、ますます目が離せません。これからの動向に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
日鉄物産株式会社
住所
東京都中央区日本橋二丁目7番1号 東京日本橋タワー
電話番号
03-6772-5003

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