IVS Startup MarketがIVS2025で始まる
2025年7月2日から4日まで、京都市の「みやこめっせ」にて国内最大規模のスタートアップカンファレンス「IVS2025」が開催される。新たなコンテンツ「IVS Startup Market」では、国内外の厳選された約300社のスタートアップが出展する。
質の高い出展企業が集結
「IVS Startup Market」の最大の特徴は、出展企業のクオリティである。約300社は国内有数のベンチャーキャピタルや著名な起業家の推薦、またはその厳密な審査を通じて選定された企業のみが参加する。これは投資価値や成長性を持つ、信頼できる新興企業が集まるマーケットを形成するためだ。
出展企業は、AIやディープテック、サステナビリティ、ローカルイノベーションなど、さまざまな分野から選ばれ、約60社はすでに国際的な企業に成長している。
日替わりで新たな出会いを提供
会期中は、毎日異なる100社が出展する総入れ替え制が採用されているため、訪問者は常に新鮮なビジネスチャンスに出会える。投資家や企業とスタートアップの適切な交流の場が整備されることで、協力や資金調達、採用の機会を模索する参加者にとって理想的な環境が提供される。
業界初の「VCツアー」で深い理解を
さらに、「IVS Startup Market」では、国内外の25以上のベンチャーキャピタルが参加する「VCツアー」が行われる。各VCのパートナーが、自社の投資先企業や注目企業のブースを案内し、投資判断における視点を解説してくれる。
このツアーに参加することで、参加者はリアルな市場分析と企業の評価を受けつつ、テーマ別のツアー(AI、バイオテクノロジー、フィンテックなど)を通じて、新たな業界トレンドを学ぶことができる。事前登録が必要だが、当日の参加も可能だ。特に、スタートアップ投資に興味のある投資家や、新規事業担当者、起業を目指す学生にとって価値のある機会である。
多様な出展企業の顔ぶれ
出展スタートアップは約300社に及び、その中には生成AI、教育DX、宇宙産業、地方創生型ビジネス、ヘルスケア、素材開発などの分野から先進的な企業が参加している。各日ごとに出展企業が変わるため、常に新たな技術やサービスを体験することができる。
IVS2025の概要
IVS(Inbound Ventures Summit)は2007年に始まり、スタートアップ、投資家、大企業、クリエイターが集まる場として日本最大の規模を誇る。今年のテーマは「Reshape Japan with Global Minds」であり、ネットワーキングの機会やピッチコンテスト、300社以上が参加するスタートアップ市場などを通して、グローバルな視点から日本の未来を共創していく。更に、7月5日には小中高生向け特別企画「IVS Youth」も開催される。
IVS2025は、歴史と先端技術が融合する京都という地で、新たなビジネスの形を築く重要なイベントとなる。関連団体が連携して立ち上げたこのカンファレンスは、地域産業の発展にも寄与することを目的としている。
公式サイトから詳細情報を得ることができるため、興味がある方はぜひ訪れてみてはいかがだろうか。スポーツやビジネス、教育、さらにはテクノロジーが融合した新たな未来を共に探る良い機会となるだろう。