関西電力グループのポンデテック、IT奨励賞を受賞し未来の社会貢献へ進む

ポンデテックがIT奨励賞を受賞

関西電力グループに属する株式会社ポンデテックが、2025年度（第43回）IT賞において「IT奨励賞（社会・環境価値の創出）」を受賞しました。この栄誉ある賞は、ITやデジタル技術を駆使して社会的責任や公共性、環境配慮を念頭に置いた取り組みを高く評価して与えられるものです。受賞の背景には、ポンデテックが実施してきた持続可能な活動があり、特に、使用済みIT機器の再生・再流通に力を入れています。

ポンデテックは、SOMPOグループのSOMPOシステムズおよび特例子会社であるSOMPOチャレンジドと連携し、社会課題や環境問題に対する解決策を模索する中で、この賞を受賞するに至りました。表彰式は2026年1月29日に開催される第41回IT戦略総合大会内で行われる予定です。

IT賞の意義

IT賞とは、情報技術やデジタル技術を活用して業務改革や社会貢献を成し遂げた団体を称賛する制度であり、公益社団法人企業情報化協会によって主催されています。特に、社会的責任や環境意識に基づいた活動は、企業や団体が社会に貢献する姿勢を示す重要なポイントとなります。

今後の展望

今回の受賞を機に、ポンデテックはリユース社会の実現に向けた道を更に進化させていく意向を示しています。具体的には、使用済みIT機器のリサイクルおよび再生販売を通じて、より多くの人々が安心してリユースを選べる環境を整えることを目指しています。

さらに、障がいのある人々が多様な就労機会を享受できるよう配慮し、障がい者や中古機器に対する偏見をなくすための取り組みも進めていく考えです。ポンデテックは「社会に埋もれた価値を再起動する（Restarting Social Value）」というビジョンに基づき、使われなくなったIT機器や、潜在的な人材の価値を引き出し、すべての人が自分の可能性を発揮できる持続可能な社会の構築を目指しています。

会社概要

株式会社ポンデテックは、大阪府大阪市に本社を置き、中之島に位置する関電ビルディング内にオフィスを構えています。代表を務める財津和也氏のもと、使用済みパソコンやスマートフォンの再生販売、障がい者雇用を支援する事業を展開しています。公式ウェブサイトや運営しているPCnextでは、さらに多くのリユース関連の情報が提供されています。