嵐山にオープンした麻婆豆腐専門店
2024年2月1日、京都・嵐山に新たな魅力が加わりました。麻婆豆腐専門店『ブラザー豆腐™嵐山本店』がグランドオープンし、観光客や地元の人々に新しい食のオプションを提供します。このお店を運営するのは兄弟、兄の小田滉稀さんと弟の西駿哉さんです。
兄弟の情熱を込めた店舗
小田さんと西さんは、「嵐山をもっと元気に、楽しくするために」との思いを込めて、京豆腐と秘伝の辣油を使った本格麻婆豆腐を提供するお店を立ち上げました。2人は以前から京都の食文化に情熱を注いできていますが、観光地として注目される嵐山で新しい体験を提供しようとする動機がありました。
特に、2020年からのパンデミックの影響で観光客が減少していた昨今、彼らはいつか観光客が戻ってくることを見据え、嵐山を更に魅力的な場所にするために尽力してきたと言います。
【嵐山にない新しい飲食店】
「嵐山で麻婆豆腐?」と驚く声も多いですが、実は本格麻婆豆腐専門店がここに初めて誕生したのです。伝統的な和食が中心だった嵐山の飲食シーンに、斬新な中国料理の選択肢を加えることを目指しています。「観光の選択肢を増やすことで、お客様により多くの喜びを提供できるのではないか」との信念が、ブラザー豆腐を生むきっかけとなりました。
メニューの種類
ブラザー豆腐の名物として、秘伝の辣油や自家製の醬を使用した本格四川風麻婆豆腐が挙げられます。麻婆豆腐を楽しむための8種の薬味が用意されており、お好みでトッピング可能。自慢の京豆腐とともに、アツアツのご飯と組み合わせて味わっていただけます。
辛麻辣豆腐または柚子麻婆豆腐から選べます。
辛麻辣豆腐は、秘伝の辣油と特製の醬が融合した辛さが特徴で、炊き立てのご飯との相性は抜群。
柚子麻婆豆腐は、コク深い京都産の白味噌と柚子の香りを加えた、辛さ控えめながらも味わいのあるメニューです。その他にも焼売や小籠包、日替わりスープなど、バラエティ豊かな点心も用意されています。
新名物「京風豚饅」も
さらに、嵐山観光の合間に楽しめる『京風豚饅』も大人気。500円で販売される“大きな京豚饅”は、手のひらサイズのボリュームで、秘伝の辣油と山椒が香る一品。イートインだけでなくテイクアウトも可能で、観光のお供にぴったりです。
アクセス情報
ブラザー豆腐嵐山本店は嵐山の中心部に位置し、嵐電やJR、阪急の各駅から徒歩圏内でアクセスも良好です。営業時間は11時から18時までで、最後のオーダーは17時30分です。店内には最大23名が座れるスペースを用意しており、落ち着いた雰囲気の中でお食事を楽しめます。
今後も、嵐山の発展と進化を願い、観光客に喜んでもらえる新しいグルメを作り続けるという兄弟の情熱を感じられるお店、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。