株式会社イードが運営する「LiPro(インターネット)」では、新型モデルiPhone 16に関するユーザーの買い替え意向を調査するため、756名を対象にアンケートを実施しました。調査の結果、現在契約しているキャリアの最多はドコモ(約23%)であり、利用しているスマートフォンはiPhoneが約69%を占め、Appleの人気がうかがえます。
新型iPhone 16について、「購入しない予定」と答えたユーザーが全体の約71%を占め、「購入する予定」のみは約8%という結果が出ました。購入しない理由としては、「今のスマホに満足している」と「値段が高いから」が主なものとして挙げられました。一方で、「iPhone 16の値段が安くなったら購入する」と答えたユーザーも多数。
また、iPhone 16を「購入しない予定」としたユーザーの約53%が、別のiPhoneへと買い替えを考えており、特にiPhone 15やiPhone SE(第3世代)が候補に挙がっています。これにより、ユーザーは新型がリリースされる中で、旧型の値下げを期待していることが明らかとなりました。
調査結果の詳細を見てみると、男性340名、女性416名、年齢層では主に20代から40代の回答が多く、特に30代が264名と中心でした。スマホのキャリアについては、ドコモが177名と最も多く、続いてau、ソフトバンク、楽天モバイルと続いています。また、iPhoneユーザーは新機種を使用するサイクルが4年未満である傾向も見受けられ、主に「2年以上3年未満」の利用者が最も多い結果となりました。このことは、ユーザーが新しいモデルに買い替えを行う動機を持ち続けていることを示しています。
さらに、iPhone 16の購入を検討しているユーザーは、「Apple Store」が多くの購入希望先に選ばれ、次いでキャリアの店舗が続きました。新型購入時の予約方法は、オンライン希望が約42%に対し、店舗での予約が約23%となっており、オンライン予約の高いニーズが明らかとなりました。今後の販売戦略にも影響を与えるデータとなるでしょう。
新型iPhone 16の発売を前に、このような買い替えの意向が現れたことは、ユーザーが高額な新機種の購入に対して慎重であることを示しています。今後は、Appleやキャリアがユーザーの期待に応えて、より手頃な価格での製品提供を行うことが求められるでしょう。この調査は、最新のスマートフォン市場動向を理解するうえで大いに役立つ情報となるはずです。
(参考URL:https://www.iid.co.jp/contents-Internet/iphone16-release-date/)