入れ歯供養祭
2024-09-27 12:22:06

北海道神宮で開催される特別な「入れ歯供養祭」とは

北海道神宮での特別な供養祭



2024年10月8日(火)、北海道神宮頓宮にて「入れ歯の日」を記念した『入れ歯供養祭』が開催されます。このイベントは、故人が長年使用していたり役目を終えた入れ歯に感謝の気持ちを込めて供養するもので、全国でも非常に珍しい取り組みです。主催は、コンフォート入れ歯クリニックの理事長であり院長の池田 昭氏が関わっています。

入れ歯供養祭の特色



供養祭では、故人の入れ歯を供物と共に祭壇に置き、クリニックのスタッフや神主が心を込めて供養を行います。供養の行事としては今年で6回目を迎え、年々参加者や入れ歯を持参する方が増加しています。これは、火葬の際にプラスチック製の入れ歯を焼却できないことに由来しており、処分に困る遺族の思いを反映したものです。

故人の一部としての入れ歯



遺族が抱える入れ歯の問題は、葬儀の場で初めて知ることが多いといいます。火葬に適さない入れ歯を処分できず、家庭で保管しているケースも多々あるため、供養を希望する声が高まっています。入れ歯は、故人の生活を支え続けた重要な存在であり、神主が掛ける言葉によって、入れ歯もまた尊ばれるべき存在であると認識されています。このような背景から、地元神宮の神主と相談し、供養祭が実現しました。

供養を通じて得られる思い



「捨てられないものをどうにかしたい」と希求する遺族の声は、全国から寄せられるようになっています。中には、感謝の手紙や贈り物を添えて供養に参加される方もおり、その気持ちを大切にして供養が行われています。事務所には、火葬後の入れ歯を捨てられずにいる方々からの問い合わせもあり、希望の声が聞かれます。

地域貢献の取り組み



供養祭で収集された入れ歯の数は約20本。供養の後、入れ歯を換金し、得た浄財は地域社会への寄付に使用されます。特に、地震や災害で困っている人々を支援するため、毎年のように寄付先に役立てられています。この取り組みを通じて、入れ歯の有効活用が進められています。

供養祭の詳細情報



ここで、入れ歯供養祭の詳細をご紹介します。
  • - 日時:2024年10月8日(火)11:30~12:30
  • - 場所:北海道神宮頓宮社務所にて受付
  • - 所在地:北海道札幌市中央区南2条東3丁目

供養の希望者へ



池田院長は、「日本には物にも魂が宿るという考え方があり、入れ歯もその一部です。私たちは、感謝の気持ちを大切にし、供養に励みます。処分に困っている方はぜひご相談ください」と話しています。このような温かな取り組みに触れることで、入れ歯に対する見方が変わるかもしれません。供養を通じて故人を偲ぶ機会を持ち、地域貢献を実現するこの活動からは、多くの感動が生まれています。


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