スマートフォンユーザーの実態調査:iPhone vs Androidの使用状況

スマートフォンユーザーの実態調査



この度、ソフトバンク・ヒューマンキャピタル株式会社が実施したスマートフォンに関する調査結果が公表されました。調査は2011年の3月23日から24日までの2日間に渡って行われ、対象者はiPhoneまたはAndroidを所有する20歳から49歳の正社員、契約社員、派遣社員400名です。年齢層は20代が39.8%、30代が31.8%、40代が28.5%というバランスでした。

スマートフォンの使用状況



調査によると、スマートフォンをメインで使用している人は85.8%に上ります。具体的には、メインで使用するスマートフォンのみを所有している割合は62.8%、一般ケータイとの2台持ちが16.0%、サブ機として使用しているのが14.3%となっています。特に、iPhoneユーザーの42.5%がケータイを2台持ちしているのに対し、Androidユーザーは32.0%となり、iPhoneユーザーの方がやや高い結果が出ました。

アプリの使用状況



アプリの使用はスマートフォンの魅力の一部です。調査結果によると、無料アプリは月に1〜2本ダウンロードするという人が43.5%、有料アプリはほとんどダウンロードしないという回答が64.8%に達しました。ただし、月に1本以上の有料アプリをダウンロードする割合は、iPhoneユーザーが約4割、Androidユーザーが約3割と、iPhoneユーザーが僅かに優位です。アプリ購入の平均金額も調査され、iPhoneユーザーは567円、Androidユーザーは674円でした。

アプリの選択基準



アプリを選ぶ理由について、iPhoneユーザーの44.5%が「メーカー」や「アプリケーションの豊富さ」と回答した一方、Androidユーザーは「本体の色・デザイン」が46.0%と最も多く挙げられました。このように、スマートフォンの選択にはデザインやユーザー体験が大きく影響を与えていることが分かります。

年収とアプリダウンロードの関係



特に年収600万円以上の層では、「ビジネス」アプリのダウンロード率が高かったことも見逃せません。この層の62名では、ナビゲーションや仕事効率化のアプリを積極的に利用している様子が伺えます。年収が高いユーザー層がどのようにスマートフォンを仕事に活用しているかが示唆される結果です。

ダウンロード元の決定要因



最後に、どのようにアプリを知ったかという質問に対して、76.8%が「App StoreやAndroid Market」からのダウンロードであると回答しました。友人や知人からの口コミも、iPhoneユーザーでは33.5%、Androidユーザーでは22.5%が影響を受けたとのことです。友人からの推薦が、特にiPhoneユーザーにとって重要な情報源となっていることが考えられます。

こうした調査結果から、現在のスマートフォンユーザーの利用状況やその背景が浮かび上がります。スマートフォンはもはや生活の重要な一部であり、ユーザーのニーズや利用スタイルは多様化していることが明確です。

会社情報

会社名
SBヒューマンキャピタル株式会社
住所
東京都港区六本木2-4-5興和六本木ビル3F
電話番号
03-5549-1288

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