野村不動産の「H¹T」がテレワーク安全認証を取得
野村不動産が展開するサテライト型シェアオフィス「H¹T」は、安心してテレワークを行える環境を実現するために、「安心安全テレワーク施設認証プログラム」の認証を見事に取得しました。このプログラムは、日本テレワーク協会およびセキュアIoTプラットフォーム協議会が策定したガイドラインに基づき、設置された基準を満たすことで認証を得ることができます。
認証取得の背景
この認証取得にあたり、指定検査事業者による情報セキュリティ監査や、ネットワークおよびWi-Fiの脆弱性診断が実施されました。これに加え、使用環境の安全性を確認するセルフチェックも行われ、その結果に基づいて認証基準への適合性が判断されました。本ガイドラインは、共同利用型オフィスにおけるセキュリティ対策について、産官学の専門家によるヒアリングをもとに策定されたものです。
認証取得施設の紹介
2つの「H¹T」オフィスがそれぞれ異なる適合レベルで認証を取得しました。
- 適合レベル:プレミアムグレード(★★★トリプルスター)
- 所在地:神奈川県川崎市中原区小杉町1-403 武蔵小杉タワープレイス13階
- 適合レベル:ビジネスグレード(★★ダブルスター)
- 所在地:東京都千代田区大手町2-1-1 大手町野村ビル21階
プレミアムグレードは、基本および応用対策に適合しており、高度な情報セキュリティと安全な作業環境が確保されています。一方、ビジネスグレードも基本対策に基づいた安全な環境を提供しています。
影響と意義
「H¹T」は、東京都内のビジネスエリアをはじめとして、全国の主要都市158か所に展開されており、導入企業も3,200社以上に達しています。この認証取得は、野村不動産が提供する施設の信頼性や評価を高めるだけでなく、業界全体における安心・安全なテレワーク環境の構築の意識を促進するきっかけとなります。利用者や管理者は、より安全な施設を選ぶことができるようになるでしょう。
認証機関の役割
この認証プログラムは、日本テレワーク協会とセキュアIoTプラットフォーム協議会が運営しており、テレワーク普及のための施策を政府や地方自治体とも連携して進めています。
私たちがこれからの働き方を見直す中、安全で信頼できるテレワーク環境の整備はますます重要となってくるでしょう。近年の変化に対応するため、野村不動産はこれからの事業展開にも注力し、安心して働ける空間づくりに努めていくことが期待されています。