新潟医療福祉大学救急救命学科の活躍
新潟医療福祉大学の救急救命学科に属する学生たちが、2024年3月20日に開催された新潟ハーフマラソンでの救急事案において実際にボランティアとして人命救助に貢献しました。この活動の功績が認められ、12月10日に新潟市江南消防署で感謝状の授与式が執り行われました。
救急救命士としての使命感
マラソン中に発生した緊急事態において、救急救命学科から派遣された学生5名は、現場で一次救命処置を行い、医師や救急隊へと患者を引き継ぐ重要な役割を果たしました。学生たちは、この経験が大学で学んだ「チーム医療」の成果であると実感し、「多職種と連携し、人命を救える救急救命士になりたい」と強い意欲を示しました。このような経験から、現場での連携の重要性を痛感し、彼らの救急救命士としての成長に繋がっています。
学んできた実践的な教育
新潟医療福祉大学の救急救命学科では、日頃から学生が主体となって考えたシナリオに基づく実習が行われています。この実習は、救急救命士役の学生が装着したカメラを通じて救急現場の活動を録画し、それを後日振り返って意見交換する形で行われています。これにより、学生たちは観察力や判断力、実践力を養うことができ、実際の現場での対応力を強化しています。
現場経験豊富な教員陣
教員陣は、救命救急センター長やドクターヘリのフライトドクター、消防防災ヘリの隊員、DMATの隊員など、実務経験が豊富なプロフェッショナルです。彼らからのリアルな経験談や、救急行政の現状についての知識は、学生たちの理解を深める貴重な資源となっています。
実践重視の施設と設備
本学科では、仮想住宅や緊急車両、救急救命処置のトレーニング用の実習資器材が整備されています。これらを活用し、学生は「生命を守る」という使命感を持ちながら、即戦力となる知識や技能を身につけています。このような環境を通じて、新潟医療福祉大学は有能な救急救命士を育てています。
全国トップクラスの学びの場
新潟医療福祉大学は看護、医療、リハビリ、栄養、スポーツ、福祉、医療ITなど、広範な分野を学べる全国でも数少ない医療系総合大学です。この環境を最大限に活用し、医療現場で求められるチーム医療を実践的に学びつつ、専門資格の取得支援や就職支援体制も整えております。
新潟医療福祉大学の取り組みは、救急救命士としての実務に直結します。これからの活躍にも目が離せません。