流れる冬の風景を楽しむ、三方五湖の野鳥観察クルーズの魅力とは

冬の三方五湖で魅力に触れる旅

福井県の美浜町は、豊かな自然に囲まれた人口約9,000人の町です。この町では、国内初の再生可能エネルギーを利用した遊覧船が運航されており、その舞台となるのが「三方五湖」です。ここは、悠久の歴史を誇る自然環境を次世代に守るため、地域の資源を活かした多彩な観光アクティビティが提供されています。

自然を愛する人々に最適なネイチャークルーズ

三方五湖では、ラムサール条約に登録された湿地や日本農業遺産に認定されたエリアが特徴です。この地域は、国の名勝にも指定されており、五つの湖はそれぞれ異なる水質と風景を楽しむことができます。特に、冬季限定で開催される「野鳥観察クルーズ」は、再生可能エネルギーで動く電池駆動の遊覧船に乗り込み、静けさの中で自然観察を楽しむことができる特別な体験です。

遊覧船はエンジン音や排気ガスがないため、周囲の自然環境を静かに観察することができます。これは自然観察やバードウォッチングに理想的で、県内外から訪れる多くの人々に注目されています。

冬の航路で心を洗う絶景を満喫

クルーズは、久々子湖を出発し、約360年前に人工的に掘削された運河「浦見川」から水月湖や菅湖へと進みます。ここでは、360度の絶景が広がり、湖面に広がる静寂の中で心を落ち着かせることができます。特に冬のシーズンは、澄んだ湖面に映る水鏡や雪を被った山々の稜線が感動的な光景を作り出し、シーズンごとの野鳥たちの姿も楽しめることから、一年の中でも特に魅力的な時期と言えるでしょう。

スペシャルイベントで楽しむ

1月から2月にかけては「野鳥観察クルーズ」を特別開催します。ガイドによる解説を通じて、初心者でも安心してバードウォッチングを楽しむことができます。

- 開催日時（詳細は公式サイトで確認）

1月：10日（土）、18日（日）、31日（土）
2月：7日（土）、15日（日）、22日（日）、28日（土）
各回：10:15～11:45

さらに、花火クルーズや自然観察クルーズ、年縞クルーズ、星空クルーズなど、多彩なクルーズも順次開催されます。詳細や最新情報は公式サイトやSNSで随時発信されています。