加賀市における持続可能なまちづくりシンポジウム
令和の時代、環境問題が叫ばれる中で、持続可能なまちづくりへの取り組みが各地で進められています。その一環として、加賀市では「ペダルでつなぐ持続可能なまちづくりin加賀」というテーマのシンポジウムが開催されることが決まりました。このイベントは、地域のまちづくり団体や観光関係者、行政が一丸となり、自転車の活用を通じた取り組みを促進することを目的としています。
加賀市の自転車文化
加賀市は自転車の発祥の地として知られています。特に、山中漆器の技術を利用して、自転車用の木製リムを日本で初めて製造した歴史があります。北陸新幹線の開業を契機に、加賀市は自転車を含む観光産業の振興に力を入れています。サイクリングや自転車の利用が広まることで、地域の魅力を再発見し、観光客を引き寄せる新たな動きが期待されています。
シンポジウムの詳細
このシンポジウムは、2024年10月19日(土)にクロスガーデン加賀の4階ホールで行われます。参加者の受付は12:30から始まり、イベントは13:30から16:15まで予定されています。加賀市民や各種団体、観光業関係者、行政関係者など、多様な人々が一堂に集まり、自転車の可能性について考えます。
プログラム内容
シンポジウムは二部構成になっており、第1部では、自転車に関する専門家である疋田智氏が基調講演を行い、「オーストラリア、中国、そして日本で起きている自転車交通革命」について語ります。自転車の利用がどのように変化しているのか、国内外の成功事例を通じて考察されることでしょう。
第2部では、田中美帆氏が「自転車にやさしい加賀」をテーマに未来のビジョンを設定し、参加者全員で加賀の未来を共に考えながら、ワークショップを実施します。また、特別ゲストとして大宅陽子氏の参加も予定されており、さらに多角的な視点からの意見交換が期待されます。
参加方法
参加を希望する方は、Google Formを通じて申し込むことができます。下記のリンクから応募をお願いいたします。興味のある方はぜひご参加ください。
参加申込みはこちら
このシンポジウムは、官民一体となった自転車による地域振興の第一歩として、加賀市の未来を形作る重要な機会です。ぜひとも多くの方が参加し、自転車を通じた新たなまちづくりに想いを馳せていただければと思います。