住友林業とレンゴー新会社設立
2026-04-01 18:39:27

住友林業とレンゴー、バイオエタノール事業を立ち上げ持続可能な航空燃料を目指す

住友林業とレンゴーが共同出資した新会社設立



住友林業株式会社とレンゴー株式会社は、2026年4月1日に共同で設立した新会社「RSウッドリファイナリー株式会社」を通じて、持続可能な航空燃料の製造を目指すことを発表しました。この会社は静岡県富士市に本社を持ち、主に住友林業の住宅事業から出る建築廃材を原料にバイオエタノールを製造・販売します。

事業の目的と概要



RSウッドリファイナリーは、住友林業グループの住宅建設やリフォーム、解体過程で発生する廃材を活用して、持続可能な航空燃料(SAF)の原料となるバイオエタノールを製造します。具体的には、2028年までに年間2万キロリットルの商用生産を目指しています。また、生産過程で生成されるリグニン成分を利用し、住宅用塗料などのバイオリファイナリー製品の事業化も計画しています。これにより、原材料の安定調達や新たな製品開発を進めるとともに、業界全体の持続可能性を高めることを目指します。

バイオエタノールの製造プロセス



バイオエタノールは、レンゴーグループがこれまでの技術を駆使し、新設された製造プラントで作られます。それにより、廃材を効率よく利用しつつ、バイオ燃料の供給が可能になります。製造されたバイオエタノールは、石油元売業者に販売され、航空燃料に転換される予定です。

脱炭素化への取り組み



国際的に進む脱炭素化の流れの中、SAFの需要がますます高まっています。現在、世界的にはSAFに関する供給不足が課題とされており、国産SAFの開発が求められています。効率的なバイオエタノールの供給は、廃油や他の農産物に頼らず、食糧資源と競合しない木質リソースを活用することで、持続可能な燃料供給を実現します。

住友林業のビジョン



住友林業グループは、木材を頭に置いたビジネスを展開し、木を利用した事業全体の持続可能性を追求しています。同社の2030年までの長期目標「Mission TREEING 2030」では、森林からのCO2吸収量の増加と木造建築の普及に注力し、社会全体の脱炭素化に寄与することが目指されています。バイオリファイナリー新事業は、そのビジョンの重要な一環として位置づけられています。

共同出資会社の詳細



  • - 会社名: RSウッドリファイナリー株式会社
  • - 本社: 静岡県富士市上横割10
  • - 代表者: 前田保(代表取締役社長)
  • - 設立: 2026年4月1日
  • - 資本金: 500万円
  • - 株主: レンゴー株式会社 66%、住友林業株式会社 34%
  • - 事業概要: 木材チップの調達、バイオエタノールの製造

今後、住友林業とレンゴーによる新しいバイオエタノール事業は、環境に配慮した持続可能な社会を実現するための重要な一歩となるでしょう。両社の協力が生むエコな未来に期待が高まります。


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会社情報

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