上勝阿波晩茶の未来
2023-12-05 13:00:02

上勝阿波晩茶の未来を守る新プロジェクト発足!料理人たちが集結

上勝阿波晩茶の未来をつなぐプロジェクト



徳島県上勝町で生産されている「上勝阿波晩茶」。このお茶の文化を次世代へと引き継いでいくための新たな取り組みが始まりました。2023年12月、この地域独自のお茶を支援する「上勝阿波晩茶CSA」が発足し、日本を代表する料理人たちがその活動に名を連ねます。このプロジェクトは、一般社団法人上勝阿波晩茶協会と高木晩茶農園が2019年から取り組んできた「上勝阿波晩茶を未来につなごうプロジェクト」に基づいています。新たに一般社団法人未来の食卓が加わることで、より強力な基盤づくりが期待されます。

お茶作りと地域貢献の取り組み



上勝阿波晩茶は、その独特な製法や風味から高い評価を受けています。その魅力をより多くの人々に体験してもらうために、地元の大学と連携し、若い世代に実際のお茶作りを体験してもらうプログラムを開催してきました。これにより、地域への理解を深めながら、新たなファンを育てていくことを目指しています。

この度、プロジェクトに賛同する料理人たちが“上勝阿波晩茶応援団”として集結。彼らはそれぞれの店舗で、上勝阿波晩茶の特性を最大限に生かした料理とティーペアリングを提供することで、地域の支援型農業(CSA)を支える役割を担います。

参加料理人の紹介



  • - 川田智也様(「茶禅華」オーナーシェフ)
「上勝阿波晩茶は、その淡い味わいが料理を引き立てる素晴らしい茶です。伝統的なお茶づくりを応援し、次世代に残していきたい。」

  • - 佐々木香織様(「HASABON」ティーソムリエ)
「独特な製法で作られる阿波晩茶。料理との組み合わせを楽しみながら、新しい食体験を提供したい。」

  • - 林亮平様(「てのしま」店主)
「上勝阿波晩茶の発酵風味は、料理に優しく寄り添います。この食文化を次の世代に伝えたい。」

  • - 村田明彦様(「鈴なり」店主)
「上勝阿波晩茶は、酸味と相性の良いお茶。日本の伝統を守りたいという思いでこのプロジェクトに参加しています。」

CSA活動の展望



このプロジェクトを通じて、「上勝阿波晩茶」の魅力を多くの人に知ってもらうことが目標です。特に、若い世代への教育を重視し、持続可能な地域農業のモデルを構築していくことが期待されます。また、2023年12月10日に開催される「上勝阿波晩茶祭り2023」では、これまでの取り組み結果や応援団の活動内容が発表される予定です。

上勝阿波晩茶は、2021年に文化庁から重要無形民俗文化財に指定され、2023年には地域団体商標も取得。地域の宝を未来へ受け継いでいくための新たな支援の形は、これからも注目を浴びることでしょう。地域と共に成長する「上勝阿波晩茶」の未来にぜひご注目ください。

公式サイト:
一般社団法人 上勝阿波晩茶協会
高木晩茶農園
一般社団法人 未来の食卓

会社情報

会社名
一般社団法人未来の食卓
住所
東京都港区西新橋1丁目20−3虎ノ門法曹ビル レジデンス1005
電話番号

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