大阪シーリング印刷が伊吹山植生復元プロジェクトに協力
プロジェクト概要
2025年4月2日、大阪シーリング印刷株式会社が「伊吹山植生復元プロジェクト」のために、米原市役所にてPRステッカーを10万枚贈呈しました。この贈呈式には米原市の角田航也市長が出席し、感謝状を授与されました。
地域貢献への取り組み
大阪シーリング印刷は、滋賀工場を持つ企業であり、地域貢献を重視した活動を行っています。特に、タック紙を製造・販売するOSPレーベルストック株式会社との連携を通じて、地元の環境保護活動や温暖化対策に取り組んでいます。
このプロジェクトは、以前のような自然豊かな伊吹山を復元することを目的としています。具体的には、ニホンジカの生息数の管理、斜面崩壊防止策、及び植物の生育環境の回復など、多面的な施策を展開しています。
PRステッカーのデザイン
贈呈されたステッカーのデザインは、手のひらの上に伊吹山、生息するシカ、草花が描かれており、人と動物そして植物の調和した共生をイメージしています。基調となるカラーにはグリーンとマルチの2種類が用意されており、サイズも大(12㎝×18㎝)と小(7㎝×11㎝)の2つがあり、利用シーンに応じた幅広い活用が期待されています。
伊吹山の魅力
伊吹山は、滋賀県と岐阜県の県境に位置し、滋賀県の最高峰である1,377mという壮大な山です。この山は日本百名山にも選ばれ、希少な植物が多く生息する地域として知られています。しかし、地球温暖化や生息環境の変化により、ニホンジカが増加し、植物への食害が問題になっているのです。
イベントの開催
このプロジェクトの一環として、2024年5月10日に伊吹薬草の里文化センター芝生広場で「伊吹山植生復元プロジェクトイベントIam earth」が開催されます。このイベントでは、ミニコンサートやワークショップ、地元の食材の販売などが行われる予定です。大阪シーリング印刷としてもこのイベントに協賛し、米原市の活動を支援します。
企業の概要
大阪シーリング印刷は、1927年に創業し、シールやフィルム製品、紙器パッケージの製造・販売を行っている企業で、最近では多様なニーズに応じた製品やサービスを提供しています。グループ全体で国内外16社を展開しており、社会インフラの使命を果たすために全国に生産拠点を持っています。具体的には、タック紙、ラベリングシステムの開発、資材の調達など多岐にわたる事業を展開しており、高品質の製品供給を目指しています。
多彩な取り組みを通じて、地域環境の保全や持続可能な社会への貢献を果たす大阪シーリング印刷は、今後の活動に期待が寄せられています。