フードバンク湘南が「Digi田甲子園」に本選出場決定！地域課題解決への挑戦

フードバンク湘南が本選出場を決定

神奈川県平塚市に拠点を置く認定NPO法人フードバンク湘南が、「第4回Digi田（デジでん）甲子園」に参加し、本選出場の資格を得ました。この甲子園は内閣府が主催しており、地域課題の解決に向けたデジタル技術の活用事例を広く募り、特に優れた取り組みには内閣総理大臣賞が授与されます。フードバンク湘南は、地方公共団体部門でエントリーしています。

取り組みの背景

今回の本選出場は、フードバンク湘南が平塚市との協働で開発した「食品ロス・貧困問題解決WEBシステム」に基づいています。このシステムは、食品ロスと貧困という二つの重要な社会問題を同時に解決することを目的としており、運営の効率化を図るために導入されました。特に、寄付品の管理が容易になり、寄付企業が税制上の全額損金算入に必要な書類を自動で発行できるようになっています。

デジタル技術の導入によって、タブレット端末を利用したバーコードスキャンによる入出庫管理が実現し、作業効率が劇的に向上しました。この効率化は営業活動の増加にもつながり、結果として寄付品は3年で2倍、寄付金は5.3倍、支援を受ける世帯数も2.5倍と、事業は拡大を続けています。

Digi田甲子園について

Digi田甲子園は、地方公共団体や民間企業などがデジタル技術を駆使して地域のさまざまな課題を解決していく取り組みです。最優秀なプロジェクトは内閣総理大臣賞を受賞することができ、地域の課題解決を促進しています。

本選の投票は2025年1月14日から2月16日まで行われ、誰でも参加することができます。フードバンク湘南の取り組みへの応援投票をぜひお願い致します。