アスリートのメンタルヘルスを考えるオンラインセミナーが開催されます

アスリートのメンタルヘルスを考えるセミナー

新型コロナウイルスの影響で、アスリートの生活や活動も大きく変わっています。国内外での活動制限やトレーニング環境の変化など、多面的なストレス要因が彼らを苦しめているのが現状です。特に試合の延期や中止により、肉体だけでなく精神的な負荷も増大しています。

メディアを通じて目にするアスリートたちのパフォーマンスは、過酷な練習や自己研磨の賜物です。しかし、期待される高いパフォーマンスを維持するには、身体面の調整のみならず、メンタルヘルスの重要性がますますクローズアップされています。周囲の期待やスポンサーとの関係から、アスリートがメンタル面の悩みを打ち明けることが難しいのも大きな課題です。

実際、2019年末に発表された調査では、ラグビー選手の約42.2%が何らかのメンタルヘルスの不調を経験していることが明らかになりました。アスリートが安心してメンタル面の問題を相談できる環境の整備が求められています。

セミナーの概要

このような背景から、一般社団法人日本メンタルトレーナー協会が主催し、アスリートのメンタルヘルスについて考えるオンラインセミナーが開催されます。特別ゲストとして元男子バレーボール日本代表選手の朝日健太郎氏と、名古屋グランパスの現役選手丸山祐市氏を招き、彼らの経験や知見を共有します。

セミナーでは、メンタルトレーナーがアスリートのストレス対応法や相談できる環境について話を進め、参加者が抱える疑問にも柔軟に応じる内容となっています。開催日は6月18日、時間は19時30分から21時まで、どなたでも参加できる無料のオンライン形式で行われます。

参加希望者は、指定のURLから簡単に申し込むことができます。お手元のデバイスでスムーズにアクセス可能です。