遺品をアートに
2026-08-27 13:27:55

アップサイクルを通じて故人を偲ぶ新提案「イヒンユライ展」渋谷で開催

イヒンユライ展の概要



2026年9月29日から10月4日まで、渋谷のGallery Concealにて「イヒンユライ展 ~遺品×アップサイクル×トレーサビリティ」が開催されます。この展覧会は、遺品を新しい形へと生まれ変わらせる「イヒンユライ」プロジェクトの一環で、遺族に対する新たな価値提案が求められる今、特に注目されています。イヒンユライは、合同会社GIGAPUPUPUが企画・運営するクリエイティブな取り組みであり、アップサイクルとトレーサビリティを掛け合わせ、遺品が新たなオブジェクトとして生まれ変わる様子が展示されます。

遺品をオブジェクトへ変える試み



「イヒンユライ」は、故人が残した衣服や持ち物をコンパクトでユニークなオブジェクトにアップサイクルするプロジェクトです。これは、故人との思い出を形にし、遺族に新たな形で返すことを目的としています。さらに、オブジェクトにはQRコードのようなトレーサビリティ情報が組まれており、スマートフォンをかざすことで、素材や故人との思い出を振り返ることができる仕組みが開発中です。展覧会では、完成品だけでなく、試行錯誤の過程を踏まえた製法や失敗例なども展示され、訪れる人々にプロジェクトの深みを伝えます。

GIGAPUPUPUの挑戦



プロジェクトの代表であるクレバヤシトマト氏は、アップサイクル業界での経験を生かし、2024年にクリエイター集団「GIGAPUPUPU」を設立しました。しかし、経済合理性の壁に直面した結果、2025年には初個展「過去マテリアル実験」での失敗を公にし、新たな方向性を模索。彼が着目したのは、「死」に関するテーマであり、現在進行中の高齢化社会やAIによる故人の再現技術といった変化は、私たちに「死」との向き合い方を再考させる要因となっています。

新しい価値の創造



「イヒンユライ」は、故人の思い出や遺品をただ保存するのではなく、別の形に変換することで新たないのちを吹き込むプロジェクトです。遺品をアップサイクルすることで、物を残すこととその背景にある思い出を1つのプロダクトに凝縮させることを目指しています。この開催にあたり、単発では終わらず、受注製作ができる継続的なプロセスの構築も目指しています。展覧会には、さまざまな試行錯誤の結果生まれた作品が並び、訪れた人々はその背後にある物語にも触れることができます。

イヒンユライ展の開催情報



展覧会の詳細は以下の通りです。
  • - 会期: 2026年9月29日(火)〜10月4日(日)
  • - 時間: 11:00〜20:00(最終日は18:00終了)
  • - 場所: Gallery Conceal(東京都渋谷区道玄坂1丁目11−4 4F、渋谷駅から徒歩5分)
  • - 入場料: 無料
  • - 主催: 合同会社GIGAPUPUPU

100BANCHとイヒンユライ



「イヒンユライ」は、未来の価値創造を目指す100BANCHの支援を受けています。100BANCHは、パナソニックが創業100周年を記念して設立した「実験区」として、若者の創造力を引き出す場を提供しています。様々なプロジェクトが採択され、資源循環やトレーサビリティに関する多様な活動が活発に行われており、イヒンユライはその一環として発展しています。

今後も、イヒンユライの進展に目が離せません。この展覧会を通じて、故人との思い出を新たな形で体験できることを楽しみにしています。


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会社情報

会社名
100BANCH
住所
東京都渋谷区渋谷3-27-1
電話番号

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