和風ROCKボカロP“一二三”の新たな挑戦
和風ROCKを基にした楽曲で知られるボカロP、一二三が3枚目のアルバム「百鬼夜行」をリリースしました。今回のアルバムは、妖怪たちに関するテーマを持ち、人生のさまざまな負の感情を映し出した作品です。インターネット上での反響も大きく、過去の楽曲が多くの人に聴かれている中での発表は注目に値します。
人気楽曲の素晴らしさ
一二三の楽曲は、綺麗な言葉でありながら、人々の心に潜む複雑な感情を巧みに表現しています。特に「花が落ちたので、」はTikTokで大ヒットし、現在では1000万回以上の再生を誇っています。また、「しゃしゃてん」はbilibili動画での人気を受けて100万再生を達成し、フォロワーも急増。更に「あんたにあっかんべ」は韓国のVtuberによってカバーされたことにより、400万再生を記録しました。
これらのトピックスは一二三の音楽が多様なプラットフォームで親しまれていることを示しており、今作のリリースをさらに興味深いものにしています。新たに配信された「百鬼夜行」には、既存の楽曲7曲に加え、新曲3曲が収録されており、それぞれ妖怪と人間が抱える不安や嫉妬などをテーマにしています。
アルバムの魅力
アルバム「百鬼夜行」には、10体の妖怪とそれに伴う人間の醜い感情が歌詞に込められています。これにより、一貫したストーリーが作品全体を通して流れており、聴く者を夜の妖怪行列へと誘います。聴くことで、負の感情を軽くするような感覚を得られることでしょう。また、YouTubeにはアルバムのクロスフェード動画も投稿されており、ぜひフルバージョンを各配信サービスで体験してみてもらいたいです。
一二三からのメッセージ
「百鬼夜行」のテーマは夜に妖怪たちが列を成して徘徊することであり、そこに負の感情がどのように漂っているかを考察しています。一二三は、「悲しみや嫉妬、不安といった感情は、多くの人が持つものであり、無意識のうちに表出されるもの」とし、その心情を音楽で表現していることを強調しています。全曲通してテーマが統一されており、リスナーにしっかりとした体験を提供するよう努力しました。
今後の展望
一二三は2015年にボカロPとしてのキャリアをスタートし、和楽器の要素を取り入れた独自のスタイルで知られています。YouTubeのフォロワーも15万人を超え、ますますその存在感を増しています。今後はさらなる楽曲提供やコラボレーションにも期待が高まります。
アルバム「百鬼夜行」は、心の深層に迫る作品として、多くの人々に影響を与えることでしょう。これからの活動にも注目です!
配信情報
- - リリース日: 2025年8月20日
- - 曲名: 一二三
- - 絵: まりやす
- - 配信URL: こちら
CD購入特典
1. タワーレコード:クリアファイル
2. Amazon:ステッカー
一二三のSNSリンク