JAL-DFSの免税予約サイトがWOVNによる多言語対応を実現
はじめに
株式会社JAL-DFSが運営する免税品オンライン予約サイトが、WOVN Technologies株式会社の提供する多言語化ソリューション『WOVN.io』を導入し、4言語に対応しました。この取り組みは、ますます増加するアジア圏からのお客様のニーズを受けて、日本の免税品をより多くの外国人旅行者に楽しんでもらうことを目的としています。
WOVN.ioによる多言語対応のメリット
JAL-DFSの運営する羽田空港と成田空港の免税品オンライン予約サイト「JAL DUTYFREE」は、外国人のお客様の購入実績が高まる中で、これまで日本語、英語、そして繁体字での対応を行ってきました。しかし新たに韓国語を追加し、さらなる多言語化を図ることにしました。このプロセスをスムーズに進めるために、WOVN.ioを選択しました。
1. スピードとコストの削減
WOVN.ioを利用することで、元となる日本語サイトに簡単にコードを埋め込むだけで多言語対応が可能です。これにより、従来のように個別にサイトを構築する必要がなく、開発にかかるリソースやコストを大幅に節約できます。また、数ヶ月という短期間で多言語サイトの運用が開始できる点が魅力です。
2. 自動翻訳機能の活用
WOVN.ioは、特許技術によって「変更箇所の自動検知・自動翻訳」を行うことができます。これにより、情報更新があった際には、迅速に翻訳が反映されます。これにより、多言語サイトの運用が自動化され、社内の負担を軽減します。日々のお客様からの要望や市場の変化に迅速に対応できる体制が整います。
3. 直感的な操作性
WOVN.ioのUI/UXは使いやすさを追求しており、誰でも簡単に操作できる設計になっています。その上、翻訳を行う際には実際の画面を見ながら進めることができる「ライブエディター機能」も搭載されています。また、言語の切り替え時に機械翻訳の注意喚起を行う「モーダル機能」も充実しており、ユーザーに安心して利用してもらえます。
JAL-DFSの今後のビジョン
JAL-DFSは、WOVN.ioの導入を通じて、ユーザビリティの向上を図ると共に、訪日外国人にとって利用しやすいサイト作りを進めていく方針です。今後も様々な言語に対応し、海外からのお客様に向けたサービスを強化していく予定です。アダプタビリティと効率性を兼ね備え、JAL-DFSは国際化を見据えた更なる発展を目指します。
WOVN.ioとは何か?
WOVN.ioは、「世界中の人が、すべてのデータに、母国語でアクセスできるようにする」という使命のもと、最大45言語、79のロケールに対応した多言語化ソリューションです。これまでに18,000サイト以上に導入されており、大手企業でもその信頼性と効果が広く認知されています。Webサイトの運用にかかるコストや人的リソースの削減を実現し、企業の国際化戦略を強力にサポートする存在となっています。
まとめ
JAL-DFSがWOVN.ioを活用して多言語対応を実施することで、ますます広がるアジア圏のお客様のニーズに応えられる体制が整いました。グローバル化が進んでいる今、こうした取り組みは旅行業界においても不可欠であり、今後の成長にも期待が寄せられます。ユーザーの視点を大切にしたサービス展開に、今後も注目していきたいところです。