2025年の10月に、全国の中高校生を対象にした「世界を変える3日間!国際協力キャンプ」が福岡県のJICA九州で開催されることが発表されました。これは、JICA九州の後援を受けたプログラムで、タイガーモブ株式会社が実施します。
本キャンプのテーマは、「世界と語り合い、未来をつくる。“誰かの課題”が、“自分の問い”に変わる3日間」です。参加者はJICAが受け入れる発展途上国からの研修員とチームを組み、対話や共創を通じて国際課題を学び探求していきます。特に、海外渡航が難しい中高校生にとっては、国内でのリアルな国際体験ができる貴重な機会となります。
開催の背景と目的
この国際協力キャンプは、次世代の国際人材を育成するために行われます。タイガーモブ株式会社は、国内外の探究型教育プログラムを展開しており、特に若い世代に国際的な学びの場を提供することに力を入れています。また、JICA九州は開発途上国の研修員に技術支援や人材育成を行い、国際協力を推進してきました。両者の思いが重なり、未来の国際協力の担い手を育てる活動の一環として、このキャンプが実施されることになりました。
プログラムの特色
本キャンプでは、以下のような特色があります。
- - JICAの研修員(アジア、アフリカ、中南米など)と中高校生がチームを組み、社会課題や文化的背景について学びます。
- - 国の未来を考えるワークショップを通じて、「世界の課題を自分ごとにする」ための議論が行われます。
- - 参加者は英語での対話に挑戦でき、英語力は不問です。サポートも用意されています。
- - JICA職員による講話「豊かさをつくるとは?」を通じて、深い理解を得ることができます。
- - 夜には異文化体験「カルチャーナイト」もあり、外国文化に触れる機会も豊富です。
- - 最終日には「私にできる国際協力アクション」発表セッションがあり、学びを発表する場も設けられます。
実施概要
キャンプは2025年10月11日から10月13日の2泊3日です。開催地はJICA九州(福岡県北九州市八幡東区)で、参加対象は全国の中高校生となります。定員は35名で、最少催行人数は25名、先着順での受付です。参加費は85,000円(税込)で、これには宿泊費、食費、全プログラム費が含まれています(交通費は別途)。募集の締切は2025年の8月10日です。
事前にオンラインで説明会も行われ、興味のある方は参加申し込みが可能です。詳細はタイガーモブの公式ウェブサイトをご覧ください。