阿武町キャンプ場
2022-02-21 12:10:01
新感覚の阿武町キャンプ場「ABUキャンプフィールド」開業!
新たな魅力を探る「ABUキャンプフィールド」
山口県北部に位置する阿武町は、人口約3,000人という小さな町で、日本海に面した豊かな自然に恵まれています。ここに、特別なキャンプ場「ABUキャンプフィールド」が誕生しました。2023年3月12日のグランドオープンを迎えるこの場所は、従来のキャンプ場とは一線を画す独自のコンセプトを持っています。
キャンプが目的ではない、地域の魅力を体感する場所
「ABUキャンプフィールド」は、単なるキャンプを目的とするのではなく、「地域の暮らしを体験する場所」として位置づけられています。阿武町は過疎化の進行が著しい地域ですが、このキャンプ場の開設により、地域の魅力を発信し、人々を引き寄せるきっかけを提供することが期待されています。
岐阜県と同じく合併の選択肢を選ばなかった阿武町の人々は、地域に誇りを持ち、地元の資源を大切にしています。この新しいプロジェクトは、観光客だけでなく、移住希望者もターゲットにしており、地域社会の活性化を図る施策の一環とも言えます。
多彩な体験プログラム
「ABUキャンプフィールド」では、地域の農林水産業に関連した多彩な体験プログラムが用意されています。無角和牛ツアーや魚さばき体験など、地元の住民と直接関わることができる内容が盛りだくさんです。また、スウェーデントーチ作りやシーカヤック体験など、自然とともに過ごす時間が用意されており、訪れる人々は阿武町の四季折々の魅力を感じることができます。
さらに、キャンプ場内にはカフェやテストキッチンが併設されており、地域の新鮮な食材を使った料理教室も行われる予定です。地元食材の購入や加工品の販売を通じて、地元産品の魅力を直に体感できる場となるでしょう。
メディアセレプションとグランドオープン
3月6日にはメディアレセプションが行われ、グランドオープン前に特別な体験が提供されます。参加者は事前にテントが設営された風景を見ることができ、地域の魅力に触れる貴重な機会となります。さらに、オープン日は一般顧客への入場が11時から行われ、キャンプフィールドの魅力を直接体験することができます。
このキャンプ場が目指すのは、ただの宿泊施設ではなく、「地域の縁側」としての役割です。いかに旅行や移住先として選ばれる町になるかが今後の課題ですが、魅力あふれるプログラムを通じて、町の魅力を広く伝えていくことでしょう。
まとめ
「ABUキャンプフィールド」は、田舎の魅力を再発見し、地域の活性化を図るための新たな試みです。キャンプでの癒しを求める人々だけでなく、阿武町の豊かな自然や文化に触れたい人々にとって、理想的な場所となることが期待されています。今後の展開に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
山口県阿武町役場
- 住所
- 山口県阿武郡阿武町奈古2636番地
- 電話番号
-
0838-82-3110