ネクスウェイとストラテジット、国産CPaaSで新たなSaaS連携を実現

株式会社ネクスウェイ（東京都江東区、社長：坂本倫史）は、国産のコミュニケーションプラットフォーム「CPaaS NOW」について、ストラテジット（東京都港区、社長：加藤史恵）が提供するSaaS連携ソリューション「JOINT iPaaS」にSMS・メール送信コネクタとして採用されたことを発表しました。この連携は2025年12月23日に実装されます。

ネクスウェイの「CPaaS NOW」とは

「CPaaS NOW」は、SMS・メール・郵送などの多様なコミュニケーションチャネルを簡単に利用できる国産のCPaaSです。APIを通じて、企業はこれらの機能をスムーズに組み込むことが可能で、システム開発にかかる工数を大きく削減できます。また、運用と保守のリソース最適化も可能であり、より効率的に顧客とのリアルタイムコミュニケーションを実現します。

ストラテジットの「JOINT iPaaS」との統合

ストラテジットの「JOINT iPaaS」は、企業が持つ複数のSaaSやシステム間での情報連携や統合を実現し、業務プロセスを自動化するためのノーコードプラットフォームです。最近のIT業界においては、顧客エンゲージメントがますます重要視されており、企業は多様なチャネルを通じたコミュニケーションが求められています。従来の単一チャネルでは顧客のニーズに応じきれない場合が多く、多くのSaaS事業者は深刻なエンジニア不足に直面しています。

この背景から、ストラテジットは「JOINT iPaaS」に新たに「CPaaS NOW」を採用し、SMS・メール送信コネクタを追加することにしました。この連携により、企業はより多くの顧客接点を持ち、リアルタイムでのコミュニケーションが可能になります。

ネクスウェイの「CPaaS NOW」の特長

「CPaaS NOW」には、以下のような特長があります：
1. 簡単なAPI仕様: スムーズな実装が可能で、過去には最短3日での実現実績もあります。
2. 高い到達率の確保: 大手キャリアからの直接収集による98%の到達率を誇っています。
3. 運用支援機能充実: 複数のチャネルを一括管理でき、個別のセキュリティチェックなどの工数を削減できます。
4. 日本国内のチームサポート: 専任スタッフが日本語でサポートし、24時間体制での監視を行っています。
5. 高いセキュリティ基準: AWS認定ソフトウェアとして、セキュリティや運用の優秀性が検証されています。

今後の展望

ネクスウェイは、ストラテジットとの連携を通じてより多様なチャネルでの顧客コミュニケーションを進めていく計画です。今後は、LINEやFAXなどの新たなチャネルの追加を検討しており、さらなる顧客エンゲージメントの向上を目指します。

「JOINT iPaaS」は、データ連携の効率化とその運用サポートをノーコードで行います。ストラテジットは、AIとSaaSの力を企業に届けるために、システム連携プラットフォーム「JOINT」を通じて、企業の持つ課題解決に貢献しています。

ネクスウェイとストラテジットによる新たな進展は、日本国内のコミュニケーション市場に大きな影響を与えることでしょう。今後の両社の取り組みに注目が集まります。

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