株式会社なかやしき(所在地:北九州市小倉北区、代表取締役:中屋敷善太郎)は、2025年11月4日に持株会社「株式会社なかやしきホールディングス」を設立し、グループ経営体制への移行を発表しました。これは、1889年に創業以来、136年にわたる歴史を持つ同社がさらなる成長を目指す一環として行われます。
◆ ホールディングス体制の目的
なかやしきは、木材販売業を起点に170年以上地域の皆様と歩んできました。現在は「アーティックス」ブランドでの住宅事業や、木材関連事業、インテリア・雑貨の販売、生活支援サービス(ベンリー)、マンション管理事業など、広範な業態を展開しています。ホールディングス体制への移行は、各事業の成長基盤を強化し、経営戦略を全体として統一・最適化することを狙いとしています。不確実な時代において、迅速かつ効率的な意思決定が求められる中で、この変化は必要不可欠です。
また、持株会社設立によって、各事業の特性を活かしつつ、共通の戦略を持つことで、地域のニーズに応じた柔軟な対応が可能となります。これにより、持続的な成長が期待されるでしょう。
◆ グループ会社の再編
持株会社移行に際して、同社が運営してきたプレカット事業は、グループ会社の株式会社ホクザイ(所在地:北九州市若松区、代表取締役:中屋敷善三)へと移管されます。この移行により、製造と販売がより密に連携し、業務効率の向上を目指す計画です。特に、プレカット事業は木材加工の重要な部分であり、この一連の再編は業務の質を大きく改善することが期待されています。
株式会社なかやしきのロゴやカラーは、旧来のものが引き継がれ、しっかりとしたブランドのアイデンティティを保持しています。特にメインカラーにはグリーンが用いられ、「土地」を意味する「Fierd」を強く感じられます。これは企業としての地域貢献への意識を示すものであり、今後も地域社会と協力しながら成長を図っていく意志が伺えます。
今後はホールディングス体制に移行したことによって、各事業部門がよりスピーディーかつ的確な経営を行うことができるようになります。その成果を地域に還元し、さらなる地域貢献を行っていくことを目標に、今後の展開に注目が集まります。
【お問合せ先】
株式会社なかやしきホールディングス経営管理本部マーケティング戦略室
電話: 093-591-5300
ウェブサイト:
なかやしき公式サイト