上智大学が「S」評価獲得
2025-03-31 12:10:19

上智大学、スーパーグローバル大学評価で3回連続「S」を獲得!その秘訣は?

上智大学、スーパーグローバル大学での評価が光る!



上智大学(東京都千代田区)が、文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援事業(SGU事業)」の最終評価で、最高評価である「S」を受けるという快挙を成し遂げました。この評価は10年間の取り組みの成果を反映しており、全37大学の中でただ一つ、3回連続での「S」評価を達成した大学となりました。

SGU事業における評価



今回の評価を受けた背景には、SGU事業が掲げる「グローバル化牽引型」へと進化するための多層的な政策がありました。この評価は、大学が設定した目標を十分に達成し、今後も持続的な発展が期待できるとされたことを示しています。本学は、初めの中間評価から2回連続で最高評価を受け、今回を含む3回全ての評価で「S」を獲得した唯一の大学となりました。

大学の取り組みと成果



上智大学は、国際的な教育の充実をはかるために、以下の3本柱を掲げています:

1. グローバル教育プログラムの整備
2. グローバルキャンパスの創成
3. ガバナンス改革

これらの取り組みを通じて、教育研究活動の国際競争力や国際通用性の向上を目指しています。特に、グローバル教育プログラムの一環として、新たな英語学位プログラム「Sophia Program for Sustainable Futures(SPSF)」が創設され、その影響で今や約170人もの学生が参加するまでに成長しています。

また、国際的な留学プログラムの拡充も進めており、交換留学協定校数は、2013年の169校から2023年には343校に増加しました。留学生の受け入れ数も大幅に増加しており、年間2,480人の外国人留学生を受け入れています。

曄道学長の視点



曄道佳明学長は、「外的要因の変化があったものの、全学が一丸となってミッションを掲げたことが評価された」と述べ、今後も国際通用性の向上に向けた努力を続け、多様性に富んだ社会の実現に寄与する姿勢を強調しました。

SGU事業の意義



SGU事業は、日本の高等教育が国際的に競争力を持つための基盤を整えることを目的としており、多様なプログラムや政策の実現を推進してきました。上智大学のこの成功は、グローバルな人材育成に向けた重要なモデルケースとなるでしょう。

まとめ



上智大学の最高評価取得は、取り組みの成果が実を結んだ象徴的な事例です。これからも、学内の教育環境をより国際的なものにしていくための努力が期待されます。SGU事業を通じて得た知見を活かし、次世代のグローバル人材の育成に寄与していくことでしょう。

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