岡山大学医学部がDXセミナー開催!人工知能が医学研究に革命を起こす!
岡山大学医学部が、医学研究における人工知能(AI)の活用をテーマに、DXセミナーを開催しました。
今回のセミナーでは、千葉大学大学院医学研究院人工知能(AI)医学の川上英良教授が、「医学研究における人工知能の応用」と題し、講演を行いました。
講演では、まず人工知能の歴史や、川上教授がこれまで取り組んできた研究内容が紹介されました。その後、人工知能がどのように医学研究に役立つのか、具体的な事例を交えながら解説されました。
特に、AIが医療画像の分析や、新薬開発の効率化に貢献できる可能性が示され、参加者は熱心に聞き入っていました。また、企業と大学研究機関の連携の重要性や、AI倫理についても言及され、今後の医学研究におけるAI活用の可能性と課題について考える良い機会となりました。
講演後には、参加者から多くの質問が寄せられ、川上教授は一つ一つ丁寧に回答しました。活発な質疑応答が続き、セミナーは盛況のうちに終了しました。
今回のセミナーは、岡山大学医学部が主催し、AMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)の令和6年度医療機器等研究成果展開事業「非侵襲で簡便に胸膜癒着を判別する音響機器開発」が共催しました。
岡山大学医学部におけるAI研究の取り組み
岡山大学医学部は、AI研究を積極的に推進しており、大学院医歯薬学総合研究科では「医療AI人材育成プログラム」を開設しています。このプログラムは、文部科学省の産学協働プロジェクトとして、グローバルな視点とローカルな医療課題解決を目指した最先端AI研究開発に取り組んでいます。
また、岡山大学病院では、新医療研究開発センターを設置し、AI技術を活用した新しい医療サービスの開発を進めています。
今後の展望
岡山大学医学部は、今後もAI研究を積極的に推進し、医療の質向上に貢献していくことを目指しています。今回のDXセミナーは、その取り組みの一環として開催されたもので、今後の更なる発展が期待されます。