世界初のWELL認証プラチナを取得した「ReLabo Medical Spa & Stay」
2024年7月11日にオープンした「ReLabo Medical Spa & Stay」は、青森県青森市に素晴らしい形で登場しました。このウェルネスホテルは、なんと、世界中のホテル施設として初めて「WELL v2認証」の最高レベル、プラチナを取得したという驚きの事実があります。「ReLabo」は、「元に戻す」という意味の「Re」と、「研究所」を意味する「Labo」を掛け合わせた新しい造語。このコンセプトは、訪れるすべての旅人にウェルネスのひとときを提供することを目的としています。
このプロジェクトには、地域に密着した医療と福祉を提供し続けてきた一般社団法人慈恵会と、源泉湧き流しの温泉を持つ「南八甲田の蔦温泉旅館」を運営する株式会社城ヶ倉観光がタッグを組んでいます。このコラボレーションによって、医療を内包した本格的なウェルネス体験を提供できる場が誕生しました。
WELL v2認証とは何か?
WELL認証は、施設や組織の健康と安全性を評価するための世界初のシステムであり、2014年から運用が開始されました。今回取得した「WELL v2」は、空気や水、栄養、運動といった様々な側面からの評価が行われます。200以上の評価基準をクリアし、特定の必須項目を達成することにより、ブロンズからプラチナまでの4段階の評価がなされます。
「ReLabo」の評価ポイント
「ReLabo」がプラチナ認定を獲得した理由は、その取り組みの多様性にあります。以下にその主な評価ポイントを挙げてみましょう。
- - 空気: 高性能な空調フィルターを活用し、健康を害する物質の侵入を防ぎます。また、空気質を常にモニタリングし、その状況を客に可視化しています。
- - 水: 定期的な水質検査を行い、安全な水供給を確保しています。特に手洗い場には、水が飛散しにくい設計が施されています。
- - 栄養: 健康的な食事の提供、アレルゲン表示、特別食の用意がされています。
- - 運動: フィットネスエリアや人間工学に基づくプログラムが導入されています。
- - こころ: 心の健康に配慮し、自然とアートを取り入れたデザインが評価されています。
このように、「ReLabo」は様々な要素から総合的な健康と癒しを追求しています。
医療サポートも充実
「ReLabo」の特徴的な点は、ウェルネスだけに留まらず、しっかりとした医療サポートが受けられる環境を提供していることです。スパや瞑想、医療クリニックが併設されており、さまざまな健康プログラムが用意されています。特に、アーユルヴェーダやヨガ、さらには疲労回復注射や美容注射を利用できる施設が完備されています。
地域貢献と未来へのビジョン
慈恵会とマクニカはこれからも、地域貢献や社会課題の解決を目指し、さらなる事業展開に挑みます。お互いの強みを生かして、地域でのDXを進めることで、より良い未来を創出しようとしています。「ReLabo Medical Spa & Stay」はその一翼を担い、訪れるすべての人にウェルネスを提供していきます。
結論
「ReLabo Medical Spa & Stay」は、ただの宿泊施設ではありません。健康と癒しを求めるすべての人に最適な体験を提供する新しいウェルネスホテルとして、日本に新たな風を吹き込む存在です。エネルギーに満ちた旅人たちがこの地で心身ともに癒され、リフレッシュできる場所になることでしょう。