Cato Networksが発表した新たなパートナープログラム
2025年7月15日、東京発。セキュアアクセスサービスエッジ(SASE)のリーダー、Cato Networksが日本市場向けに特化したグローバルパートナープログラムを発表しました。この新プログラムは、販売チャネルのニーズに応える形でカスタマイズされており、初期投資がゼロである点が大きな特徴です。
SASE市場の成長と新プログラムの概要
Gartnerは、SASE市場が今後5年間で年平均26.0%の成長を見せ、2028年には285億ドルに達すると予測しています。Cato Networksは、新たに導入した「Cato MSASE(マネージドSASE)」パートナープラットフォームをプログラムの中核に据え、パートナー企業がスピーディーかつ効率的にSASEサービスを提供できるよう支援する方針です。このプログラムは、透明性、収益性の確保、成長のスケーラビリティといった基本原則に基づいています。
具体的なプログラム構成
新プログラムは、以下の特徴を持っています:
- - 市場進出の選択肢: モジュール形式で構成され、再販業者、マネージドサービスプロバイダーなど、さまざまなパートナータイプに特化したトラックが用意されています。
- - 柔軟なエンゲージメント: プログラムは階層型で、パートナーの成長に応じて柔軟に拡張可能です。エントリーレベルとトップレベルの新しい階層が設けられ、成長に応じた支援を強化しています。
- - 初期投資が不要: 新規パートナーは、初期投資や隠れたコストをかけることなく、即座にツールを活用できます。
コスト削減と利便性の追求
このプログラムは、明確な価格設定や販売ツールを組み込み、取引サイクルの短縮を図っています。これにより、定期収益の拡大や利益率の向上が期待できるとのことです。
パートナーの声と期待
Cato Networksのチャネルディレクター、糸井恭太氏は、「私たちはパートナー各社の声に耳を傾け、成功につながるプログラムを設計しました。このプログラムを通じて、パートナーが市場での勝利を収められるよう、全力でサポートしていく所存です」と述べています。
また、ディストリビューターパートナーからも期待の声が寄せられており、SB C&Sの山名広朗氏は「新たなプログラムを通じて、Cato Networksとのパートナーシップが強化されることを期待しています」とコメントしています。さらに、マクニカネットワークスの星野喬氏も、その知見を活かし、新しいプログラムと共に成長し続けることを約束しています。
まとめ
Cato Networksの新しいチャネルファーストパートナープログラムは、従来の枠組みを打破し、パートナー企業が自身のビジネスニーズに応じた柔軟なアプローチを取れるよう考慮されています。これにより、SASE市場における成功と成長が一層促進されることでしょう。Cato Networksは、全てのパートナーが、そのポテンシャルを最大限引き出し、顧客に対してもさらに価値を提供できることを目指します。