大分アートフェスティバル2025「回遊劇場w@nder」の開催
大分市の中心で、アートを通じて街の魅力を引き出すイベントが2025年に開催されます。その名も「回遊劇場w@nder」。このフェスティバルは、9月26日から10月26日までの約1ヶ月間、街中を舞台に様々なアート体験が繰り広げられます。
クラウドファンディングで新たなプロジェクトを支援
「回遊劇場w@nder」の開催に先立ち、アートを活かしたまちづくり推進会議(会長:有松 一郎)は、2025年8月13日からクラウドファンディングを開始します。このプロジェクトの目的は、地域の文化や芸術の創造性を発揮し、大分市の活性化を図ることです。支援者には、参加アーティストによる限定ツアーや、オリジナルグッズがリターンとして提供されます。たとえば、回遊劇場限定サイン入り絵本セットやポストカードなど、お手元にアートを届ける特別なアイテムを用意しています。
アートと共に歩く新しい街の体験
「回遊劇場w@nder」は、ただの展示にとどまらず、観客が街を歩きながらアートを体感することができる劇場型の都市体験を創出します。「ゲニウス・ロキ(Genius Loci)」、つまり「土地の精霊」という考え方を基にしたアート作品が、街の歴史や風景、人々の生活を再解釈し、訪れる人々に新たな視点を提供します。
アートは、単なる鑑賞の対象ではなく、インタラクティブな体験を通じて、観客と街とを結びつける重要な要素となります。公共施設や商店街、駅構内など、日常の風景が展示空間に変わり、訪れる人々が新たな物語に出会うことができるのです。
リターンの内容
支援者には、多彩なリターンが用意されています。高額なリターンには、著名なアーティストのサイン入りアイテムや、特別ツアーなどがあります。たとえば、
- - 40,000円のリターンで、ザ・キャビンカンパニーのサイン入り絵本セット
- - 10,000円で、鈴木康広氏による限定ポストカードプラン
- - 5,000円で、砂漠のように拡がるツアー参加券
- - 北村直登氏のポストカード12枚セットや、コラボレーション商品なども用意されています。
これらのリターンは、アートを楽しむだけでなく、より深くプロジェクトに参加することができる魅力的な機会です。
大分市とアートの未来
大分市のアートフェスティバルは2015年に始まり、参加型イベントや市民ボランティア活動を通じて、地域の創造性を育んできました。「回遊劇場w@nder」は、これまでの10年間の成果を集約した特別なイベントとなります。
このプロジェクトを通じて、地域経済の活性化や創造的な人材の育成にもつなげ、持続可能なまちづくりを進めていきます。
大分市は、アートを通じて身近な生活空間をより魅力的に、そして人々の心に残る体験を提供することを目指します。この機会に、ぜひ「回遊劇場w@nder」を体験し、アートの新たな世界に触れてみてください。