魚谷雅彦のDEI
2026-08-03 13:13:27

資生堂前CEO魚谷雅彦が語るDEIの経営活用法とは

DEIを経営の力に変える: 魚谷雅彦氏インタビュー



株式会社wiwiwは設立20周年を迎え、「時代を変えた人たち」というテーマで特別インタビューを実施。今回は資生堂の前会長CEOであり、30% Club Japanの初代会長を務めた魚谷雅彦さんにお話をお伺いしました。インタビューは前編、中編、後編の3部構成で、テーマは「DEIを経営の力に変える」です。

前編: 多様性は企業の視界を広げる



魚谷氏は、多様性の考え方が企業運営にどのように影響するかを語ります。彼は多様性を特別視する必要はなく、日常的な視点として捉える重要性を強調しました。

「多様性を考えることは、特別なことではなく、自然な組織の一部であるべきです。」


また、資生堂社長に就任した際に重要視したグローバル化についても言及し、意思決定層における多様性の必要性を訴えました。これにより、企業はより多面的な視点を持つことができ、競争力の向上につながるのです。

中編: 制度をつくっても組織は変わらない



制度が導入されても、組織全体の文化が変わらなければ効果が薄いとの考え方を魚谷氏は示します。彼は、組織内での意識改革の重要性を強調し、特に管理職の意識を変える仕組みを提案しました。

「ただ制度を設けるのではなく、それを組織の文化に浸透させることが、本当の意味での変革になります。」


彼は、目標として「3人に1人は必ず女性を」というルールを設けることで、管理職層における女性の登用を促進し、実際に多様性を経営に取り入れる方法を語ります。

後編: リーダーは役割を担う人である



魚谷氏は、リーダーシップの定義について触れ、「リーダーとは偉い人ではなく、特定の役割を担う人」であると説明します。社会的価値と経済的価値の共存を図るために、リーダーには質問する力が求められると語り、未来のリーダーが持つべき姿勢について考察しました。

「リーダーシップは、単に答えを出すことにとどまらず、他者からの意見を引き出す力が重要です。」


魚谷雅彦氏の経歴



魚谷氏は1954年に奈良県に生まれ、同志社大学を卒業した後、ライオン株式会社に入社しました。その後、コロンビア大学でMBAを取得し、様々な企業での役職を経て、資生堂のCEOへと至ります。特にDEIを企業文化として取り入れることに尽力したことは、業界においても高く評価されています。

今後の期待



wiwiwは、今回のインタビューを通じて、制度整備だけではなく、実際に組織全体の変革を目指すことの重要性を示しています。魚谷氏の考え方を参考に、今後どのように多様性を経営に活かすかが、企業の競争力を左右するでしょう。

\[特別インタビュー公開リンク\]

wiwiwの設立20周年記念サイトでは、これまでの20年の変化を振り返りつつ、これからの働き方と組織づくりについて考えるコンテンツが展開されています。
その中で、魚谷氏の考え方やIPD(Inclusive Performance Development)についての知見が、今後の企業経営にどのように反映されるか注目です。

会社情報

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