オンライン診療効率化
2021-03-04 10:00:07
オンライン診療と調剤薬局業務を効率化する新システム連携
オンライン診療と調剤薬局業務を効率化する新しい取り組み
はじめに
新型コロナウイルスの影響を受け、遠隔診療が急速に進化しています。この背景の中、株式会社インテグリティ・ヘルスケアとヤマト運輸が連携し、調剤薬局の業務効率化を図る新しいシステム「YaDoc Quick」と「B2クラウド」を導入しました。これにより、調剤業務の複雑さが軽減され、患者にとってもより便利なサービスが提供されることになります。
背景
パンデミックの影響でオンライン診療が普及し、2020年4月からは初診のオンライン診療、6月からは服薬指導が公式に可能となりました。インテグリティ・ヘルスケアは、オンライン診療から服薬指導までをスムーズに行える「YaDoc Quick」システムを提供し、その利便性を高めてきました。一方、ヤマト運輸も調剤薬局向け専用サイトを開設し、調剤薬局を支援する物流サービスを展開してきました。
新しいシステム連携とは
2021年3月4日から、インテグリティ・ヘルスケアの「YaDoc Quick」とヤマト運輸の「送り状発行システムB2クラウド」のAPI連携が開始されました。これにより、調剤薬局は一連のプロセスを一つのシステムで管理できるようになります。具体的には、オンライン診療から処方の発行、配送伝票の発行、さらには荷物追跡までを一括で行うことができるため、業務の負担が大幅に軽減されることが期待されています。
患者側にとっても、登録した個人情報を基に処方薬の配送情報が自動で連携されます。このため、手間を感じることなく、オンライン診療からスムーズに処方薬を受け取ることが可能になるのです。また、クロネコメンバーズに加入している場合は、受取場所や時間の変更も自由にできるため、利便性が向上します。
将来の展望
両社はこの連携をスタートに、さらなるユーザー体験の向上を目指していきます。具体的には、オンライン診療から服薬指導、薬の配送までをもっとスムーズに進行できるよう、UX/UIの改善に注力します。また、遠隔診療が普及する中で、医療従事者や患者に向けたより効率的なサービスの提供方法を積極的に検討していく姿勢を示しています。
結論
インテグリティ・ヘルスケアとヤマト運輸の連携による新しいシステムは、コロナ禍での医療現場のニーズに応えるものであり、調剤薬局や患者にとっての大きなメリットとなるでしょう。今後のサービス展開も楽しみにしたいところです。
会社情報
- 会社名
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株式会社インテグリティ・ヘルスケア
- 住所
- 東京都中央区日本橋蛎殻町1-27-5ヤマトビル
- 電話番号
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