山手線環状運転100年特別講座未来を見据えた東京の発展とは

概要

東京都立中央図書館が令和8年1月31日（土）、地域の歴史と発展をテーマとした特別講座「山手線環状運転100年」を開催します。この年は、山手線の環状運転が始まってからちょうど100年の節目にあたります。東京の中心部を走るこの鉄道路線は、ただの交通手段にとどまらず、街の変遷や発展を見守る存在でもあります。この講座は、そんな山手線の魅力や歴史を深く理解するための貴重な機会となるでしょう。

講師について

講座の講師を務めるのは、小野田滋氏です。彼は公益財団法人鉄道総合技術研究所でアドバイザーとして活動しており、東京大学で工学博士号を取得しています。1957年に愛知県で生まれ、日本大学文理学部応用地学科を卒業後、1979年には日本国有鉄道に入社しました。その後、鉄道総合技術研究所や西日本旅客鉄道、さらには海外鉄道技術協力協会などで豊富な経験を積んできました。また、NHKのテレビ番組「ブラタモリ」にも出演しており、その知識と経験を活かした幅広い著作を発表しています。

講座の目的

この公開講座では、山手線が東京の発展に与えた影響や、新たに開業した駅による地域の変化について解説されます。また、これからの東京がどう変わっていくのか、交通網の発展に伴う今後の展望についても語られます。講演は午後2時から4時までの2時間にわたり、その間に参加者からの質問にも対応する予定です。

開催情報

開催日時は令和8年1月31日（土）の午後2時から4時まで。会場は東京都立中央図書館4階の多目的ホールで、参加料金は無料です。定員は100名で、応募が多い場合は抽選が行われます。参加希望者は、東京都立図書館の公式ホームページから申し込むことができます。申し込み方法は、往復はがきを利用したもので、宛先は「〒106-8575港区南麻布5-7-13東京都立中央図書館都市・東京情報担当」となります。

申し込みについて

往復はがきを利用する際は、必要事項として「公開講座希望」「氏名」「住所」「電話番号」を明記してください。また、特別な配慮が必要な方は、その旨も記入するようにしましょう。例えば、手話通訳や託児サービスを希望する場合などです。申し込み締切は令和8年1月13日（火）で、当日消印有効となっています。

アクセス

講座に参加する際のアクセス情報として、東京都港区南麻布5-7-13（有栖川宮記念公園内）という場所です。交通手段は、東京メトロ日比谷線の広尾駅から徒歩8分、南北線または都営地下鉄大江戸線を利用する場合は麻布十番駅から徒歩20分です。また、都営バスの橋86系統を利用すれば、愛育クリニック前の停留所から徒歩2分です。さらに、港区コミュニティバス（ちぃばす）でもアクセス可能です。

問い合わせ

講座に関する問い合わせは、東京都立中央図書館サービス部情報サービス課まで電話（03-3442-8451）で受け付けています。公式ホームページでも詳細が確認できますので、ぜひ、、必要な情報を事前に収集してから参加を検討してください。都市の歴史とこれからの発展に興味がある方々にとって、この講座は非常に意義深いものになることでしょう。