田村ビルズグループ、攻めの採用戦略で次世代の人材確保
山口県山口市に本社を構える田村ビルズグループは、2026年度の新卒採用において過去最多の18名を内定することを決定しました。前年比138%という驚異的な増加を記録し、この新たな人材を企業成長の原動力とする意気込みです。
18名の内定者が新たな仲間に
10月1日に開催された内定式には、未来を担う18名の内定者が集まりました。今年度の内定者数は、前年度の13名から大幅に増加し、企業の成長を加速させるための重要な一歩を踏み出しました。
新卒採用の実績を見てみると、過去5年間の内定者数は着実に増加していることが分かります。
- - 2026年度: 18名 (前年比138%)
- - 2025年度: 13名
- - 2024年度: 12名
- - 2023年度: 15名
- - 2022年度: 8名
- - 2021年度: 8名
このように、年々増加する採用実績は、田村ビルズグループの取り組みが功を奏していることを示しています。
インターンシップで「働くイメージ」を早期に構築
採用活動においては、学生たちが早い段階から企業文化や仕事の魅力を体感できる機会を提供することが重要です。具体的には、以下の2つの取り組みを行っています。
- - 長期インターン制度の導入: 学生が数ヶ月間、現場の社員と共に実務を経験することで、企業文化や仕事の面白さ・難しさを深く理解する機会を提供しています。この取り組みにより、現在は10名の学生が実際の業務に従事しています。
- - 1day仕事体験の開催: 短時間で不動産業界や仕事のエッセンスを体験できるプログラムを展開し、220名以上の学生が参加した実績があります。
このように、学生にリアルな仕事を体験してもらうことで、入社後のミスマッチを最小限に抑え、内定承諾率の向上を図っています。
事業成長に伴う採用枠の拡大
田村ビルズグループの急成長が見られる買取再販事業や不動産テック事業(不動産地図情報DXサービス「スモーラ」)の発展もあり、このタイミングで採用枠を広げる決定をしました。今後も部門横断的な採用活動を行い、企業の成長を支える人材を確保していく方針です。
田村伊幸のビジョン
代表取締役の田村伊幸氏は、「人こそが最大の資産であり、成長の原動力である」との考え方から、新卒採用を重要な投資として位置づけています。「誰と働くか」という人間関係の重要性を強く信じ、社風を育む重要な要素としている企業理念が、社員一人一人に浸透しています。
内定者の皆さんが「この会社を選んで良かった」と思えるよう、社風の魅力をさらに高めていくことを約束しました。2024年4月には新しい仲間と共に、革新の時代を切り拓いていく姿勢を見せています。
今後の展望
田村ビルズグループは内定した18名を即戦力として育成するため、入社前後の研修に力を入れていく計画です。今後も採用活動や人材育成への積極的な投資を続け、持続可能な企業価値の向上と事業拡大を目指すと言います。
長い歴史のある田村ビルズグループは、地域に根ざした企業として信頼と実績を築いてきました。これからも地域密着型のサービスを提供し、新たな成長を続けていくことでしょう。