春期支援プロジェクト
2023-03-16 18:09:20
京都市で進行中のこども支援プロジェクトが春期出荷を実施
第5回こども支援プロジェクト春期出荷のお知らせ
「こども支援プロジェクト」とは、経済的な理由で就学が難しい家庭を支援するために設立された取り組みです。このプロジェクトでは、準要保護世帯に食料支援を行い、子どもたちが食事に困ることのないよう支援することを目的としています。この活動は2018年にスタートし、今年度で5年目を迎えました。
プロジェクトの背景
教育現場では「夏休みが明けて学校に登校してくる子どもたちの中には、痩せてしまっている子がいる」という声が聞かれます。この現状を受け、プロジェクトは「おなかが減って辛い思いをする子どもを一人でも減らしたい」との強い思いから始まりました。初年度は小規模な活動でしたが、年々支援を拡充し、現在は多くの子どもたちが食料の支援を受けられるようになっています。
支援の実績
2019年度には237世帯、2020年度には392世帯を支援しました。今年度(2023年度)では、京都市や八幡市、宇治市における約760世帯に食料が配布される予定です。また、来年度には860世帯を対象にした支援を計画しています。このように、毎年支援件数が増加しており、草の根活動が進んでいます。
令和5年度春期出荷の詳細
第5回こども支援プロジェクトの春期出荷は、2023年3月18日(土)に行われました。場所は、京都府宇治市槇島町中川原の大倉産業株式会社の物流倉庫。この日の出荷対象は758世帯で、1世帯ごとに5kgの米を含む、合計15kg前後の食料を配送しました。
支援活動に協力した方々
この取り組みには、多くのボランティアの協力がありました。京都大学大学院生、華頂大学の学生、大阪ガスネットワークの社員などが参加し、出荷作業をサポートしました。また、特定非営利活動法人京都ダルクや京都府立八幡高等学校のボランティア部など、地域の学生たちも積極的に関与しました。
助成と寄付
プロジェクトの運営には、さまざまな団体からの助成や寄付が支えています。公益財団法人京都オムロン地域協力基金や厚生労働省、地域の商店街などから支援を受けています。また、フードバンクとも連携し、さまざまな企業が食品の寄贈を行っています。コストコホールセールジャパンや石井食品株式会社、島津製作所などが参加し、地域の食品ロスを減少させることにも寄与しています。
プロジェクトの未来
こども支援プロジェクトは年々成長しており、地域の支援が広がっています。さらに多くの人々の手を借りて、子どもたちの未来を支える活動が今後も続いていくことでしょう。支援の活動に興味がある方は、ぜひ特設サイトを訪れてみてください。今後とも、地域の子どもたちに笑顔を届けるために、多くの皆様のご協力をお待ちしております。
会社情報
- 会社名
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認定NPO法人セカンドハーベスト京都
- 住所
- 京都府京都市伏見区桃山町丹後18-15乃園ビル3F
- 電話番号
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075-601-2100