奈良市の学生生活をまとめた「ならキャン」
奈良市は、「学生のまち」としての魅力を発信する新しい冊子「ならキャン」を2024年2月1日に公開します。この冊子は、奈良市内に立地する7つの大学と約16,000名の学生が共に暮らす、この地域ならではの魅力を紹介するものです。大学生にとって、どのような環境が整っているのか、そして地域とのつながりが如何に大切かを伝えることを目的としています。
学生のまち・奈良市の理解を深める
奈良市は、その美しい自然や歴史的な文化遺産から、学生にとって理想的な環境を提供しています。市内には奈良教育大学、奈良女子大学、奈良県立大学、近畿大学農学部キャンパス、帝塚山大学、奈良大学、奈良学園大学の7つの大学があります。さらに、所得層の異なる家庭が共に暮らしやすい環境を整えているため、多様な人々が集まり、生まれる交流は、学生生活をより豊かにしています。
「ならキャン」は、高校生を主な対象とし、奈良でのキャンパスライフのイメージを膨らませるために制作されました。その名称は、「Campus Life」の「Cam」と「できる」の「Can」を掛け合わせたもので、奈良での挑戦を応援する意図が込められています。
魅力的なコンテンツが満載
冊子の内容は多岐に渡ります。まず、「住んでみて実感!わたしは奈良のココが好き」というセクションでは、実際に奈良で生活する学生の声を集め、彼らが感じるこの地の魅力を紹介します。皆の休日の過ごし方や、趣味、交友関係など、学生一人ひとりの生活スタイルを垣間見ることができます。
次に、インタビュー特集では、課外活動やインターカレッジ活動に熱心に取り組む学生を特集し、彼らがどうやって夢中になれる活動を見つけているのか、また他の大学の友達と交流する意味などを語ります。
さらに、最近卒業した若者たちも登場し、社会人となった後も奈良市での生活を続ける理由や地元愛について語ります。これにより、奈良市での学生生活がその後の人生にどのようにつながるのかが伝わります。
未来の学生への共同作業
市はこの冊子の制作に際し、多くの学生との協力を得ました。インタビューを通じて、学生が喚起した新しいアイデアも取り入れながら、学生による学生のための冊子が実現しました。高齢化が進む日本において、若者を巻き込み、彼らの視点や価値観を尊重することは今後の奈良市にとっても大切な要素です。
SNSを通じた情報発信
冊子の刊行と同時に、奈良市学生のまち公式Instagramアカウントも開設されます。このアカウントでは、学生生活のリアルな情報や奈良市の魅力を発信していく予定です。市の公式HPや様々なメディアとも連携し、幅広い層に情報を届けていくことでしょう。
お問い合わせ先
本冊子に関する詳細は、奈良市総合政策部総合政策課にお問い合わせください。電話番号は0742-34-4786です。奈良の大学生たちの生き生きとした姿をぜひ見に来てください。